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サイバーパンク風味のPCを自作できる「The Ready! Model 100」がクラファン実施中

RaspberryPiのようなシングルボードコンピューター(SBC)を組み込み、小型PCを自作するベアボーンキット「Ready! Model 100」がクラウドファンディングサービスのKickstarterで出資を募集しています。

なんともいえないレトロでサイバーパンクな雰囲気を醸し出すReady! Model 100は、アルミ筐体にメカニカルキーボード、1920x480のタッチスクリーン、5W+5Wのスピーカーを備えたベアボーンキット。背面には、USBやHDMIなどを利用出来るI/Oポートも備えます。ギターストラップを装着し、肩に掛けて持ち運びも可能です。

SBCを含まないベアボーンキットの「PRO」とRaspberryPi互換のSBCを含む「NEO」の2種類があり、NEOは手元に届いてすぐに利用を開始できます。PROのほうはSBC以外にもキーボードのキースイッチやキーキャップなども自分で用意する必要があります。PROは299カナダドル(約2万5000円)、NEOは499カナダドル(約4万2000円)から。

また、限定モデルとして、ゲームも遊べる「DLX」も用意されています。これには、4x4 Ryzen SBC (V1605b chip)が含まれており、RAM16GBに512GBのSSDを搭載。外部GPUも利用可能となっています。こちらは1399カナダドル(約11万7000円)です。

OSはDebian LinuxベースのReady! OSを利用しますが、DLXやx86互換のSBCを利用すればWindowsも動作するとのこと。

制作者であるJesse Lafleur氏は米Engadgetに対して「1980年代のビンテージマシンに触発された」と語っています。簡単に修理やアップグレードできるものが欲しかった、というのも製作動機の一つだそう。Kickstarterのプロジェクトは3月1日までですが、資金調達は約半分と厳しい状況です。仮にゴールを達成したとしても、ちゃんと出荷されるのか、サポートはあるのかなど、心配な要素もあります。もし出資される場合はこの辺りの、クラウドファンディングならではのリスクも考慮する必要があります。

なお、Lafleur氏は「今後何年にも渡ってアップグレードできる端末を望んでいる、あるいは私のデザインが好きな志を同じくする人々を見つけられた」とクラウドファンディングが失敗しても一定の成果があったと考えているようです。ちなみに、Ready! Model 100は、筐体デザインなどをオープンソースで公開する予定もあります。キットではなく、一から手作りしたい人は、こちらを待ってみてもいいかもしれません。