―[プロが自腹で買ったもの「ジバラーガジェット」]―
◆スペックと値段のバランスが絶妙! 万人にオススメできる万能iPad
2020年に発売された第4世代のiPad Air。前モデルからおよそ1年半ぶりのアップデートで、業界初の5nmプロセスで製造された高性能CPU「A14 bionic」を搭載
今回のiPad Airは、筆者史上もっとも気兼ねなく購入したiPadとなった。きっかけは今まで使っていた“先代”が壊れたことだったが、発売されたばかりのiPad Airをすぐ購入するに至った理由は主に3点だ。
◆非常に高い処理性能
1つ目は、スペックの優秀さ。本機が発売された’20年9月当時としては業界初の5nmプロセスで製造されたCPUを採用し、非常に高い処理性能を誇る。その処理性能たるや、上位機種のiPad Proにも引けを取らぬほど。日常生活で使う分には申し分なく、そのうえ軽いという扱いやすさは大いに魅力だ。
◆指紋認証の搭載
2つ目は、指紋認証の搭載。今やコロナ禍でマスク装着がエチケットとなったが、その弊害として多くのスマホやタブレットにおいて、顔認証が動作しにくくなった。今回のiPad Airはそれを見越したのか、まさかの指紋認証採用。これが使いやすいったらない!
自宅でマスクをすることはあまりないが、外出先などでタブレットを使う時は、顔認証を採用しているスマホよりも圧倒的にロック解除のストレスがない。ロック解除は小さなことだがリピート性の高いアクションであり、ここのストレスフリーはデバイスの使いやすさに直結していると感じる。
3つ目は、月並みだがコスパの良さだ。本機よりもややスペックで上回っているiPad Proより2万円ほど安く、逆にスペックを抑えたノーマルなiPadより2万円ほど高い。
値段だけを見ればノーマルなiPadがずば抜けて安いが、性能を求めた場合の選択肢はAirかProになる。そのProは割と良いお値段で、しかも顔認証。新しいiPad Airは、スペックもコスパも諦めたくない筆者のような人間にぐっさりと刺さるモデルだったのだ。
◆仕事もゲームも
これらを踏まえると「今回のiPad Airはまさに自分のためのモデルじゃないか!」となり、悩む間もなく購入に至った。
筆者はタブレットを仕事用に補助として使用しているが、本製品の高性能で快適なゲームプレイができないかとも期待していた。
結果的にこの目論見は大当たり、高画質でストレスのないゲームプレイを堪能できている。もちろん、仕事で使う分にもとても快適だ。
最新のゲームから重要な仕事も、サクサクこなせる。そう、iPad Airならね。
◆Apple iPad Air 64GBのここがスゴイ!
側面の電源ボタンが指紋認証になっている。マスクが当たり前になった昨今、顔認証よりもこちらのほうが快適だ。両手の人さし指と親指を設定しているが、どんな持ち方でもロック解除ができる。
●Apple iPad Air 64GB
価格:6万2800円(税別)外形寸法:H247×W189×D6mm/重量:約460g
【今週のジバラー】ヤマダユウス型
楽器、カメラ、イヤホン、ゲームが好きなフリーライター。主にガジェット関連の記事執筆や取材を行っている
2021-02-25 18:23:53