新品互換用パソコン バッテリー、ACアダプタ、ご安心購入!
ノートpcバッテリーの専門店



人気の検索: ADP-18TB | TPC-BA50| FR463

容量 電圧 製品一覧

スペシャル

SoftBankからモトローラの折りたたみ端末「razr 5G」発売。実機インプレ

モトローラ・モビリティ・ジャパンは3月4日、5G対応の折り畳み端末「motorola razr 5G」を3月下旬以降、SoftBankから発売すると発表しました。価格は19万8000円(税込)。トクするサポート+適用で実質価格は9万9000円(税込)となります。カラーはポリッシュグラファイト。

motorola razr 5Gは、海外では2020年9月に発表されていた端末。2019年に発売されたrazrの仕様を強化し、5Gに対応させたモデルです。日本で販売されるモデルもハードウェア的にはグローバルモデルから変わってはいないとのことです。

モトローラ縦折りスマホ第2世代「RAZR 5G」発表、カメラや処理性能など強化

ディスプレイは6.2インチ 2142 x 876ドット(21:9)の有機ELディスプレイで、Galaxy Z Flipのように縦に折りたたむ形になります。ただし、Galaxy Z Flipとは違い、開閉を途中で止めることはできません。開くか閉じるかの2択です。

隙間なく閉じられるため、折りたたみ時にはディスプレイが滴型に曲がるようになっており、ここで湾曲率を稼いでいます。

表側にも2.7インチ800x600ドットのディスプレイを搭載しており、通知の確認やアプリなどの利用ができます。よく使うアプリのショートカットを並べておくことも可能です。

▲折りたたんだ状態でもひと通りの機能は利用可能。もちろん、画面が小さくなる分、使い方は制限されますが、メールやSNSなら本体を開く必要も無さそうです

razr 5G自体はおサイフケータイ非対応となりますが、PayPayなどQRコード決済アプリのショートカットを置いておけば、本体を開くことなくすぐにQRコードの表示が可能です。

▲Googleマップも利用できます。徒歩でのナビには利用しやすいかもしれません

ちなみに、ボリュームボタンは本体右側上部に配置されているのですが、開いた状態では、当然ながら上側がボリュームアップで下側がボリュームダウンです。そのままディスプレイを閉じると、今度は上側(開いたときの下側)がボリュームアップに入れ替わります。細かいところですが、こうした使い勝手も考慮されているのは好印象です。

カメラはハイエンド端末としてはやや物足りなさもある4800万画素のシングル。4つのピクセルをまとめて光量をアップするクアッドピクセルテクノロジーや光学式の手振れ補正、レーザーオートフォーカスに対応します。なお、閉じた状態では、このカメラでそのままセルフィーの撮影が可能ですが、開いた状態での撮影用に別途2000万画素のインカメラも搭載します。

そのほかの仕様としては、SoCがSnapdragon 765GでRAM8GB、ストレージ256GB。バッテリー容量は2800mAh、ワイヤレス充電には非対応ですが、15Wの急速充電ができ、対応した充電器も付属します。指紋センサーは背面ロゴ部分に搭載。

無線関連ではBluetooth 5.1にWiFiはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアル仕様になります。5GはSub-6のn3/n28/n77/n78/n79に対応でミリ波には非対応。

モトローラとしては、日本における初のプレミアムセグメント製品として位置付けており、20代~30代の時代を先取るアーリーアダプター層がターゲットとのこと。とはいえ、折り畳みではないハイエンドスマートフォンも余裕で購入できる価格でありながら、SoCが1段劣るなど、果たしてどれだけの人に受け入れらるのかは心配になってきます。ただ、往年のRAZR好き、あるいは人とは違った端末を持ちたい人にとっては魅力的な1台かもしれません。

なお、SoftBankからの発売を記念して、BEAMSがデザインした限定Tシャツ「Motorola pocket TEE designed by BEAMS」を先着1000名にプレゼントするキャンペーンも実施されます。胸ポケットは、折りたたんだrazr 5Gがすっぽり収まるサイズとなっています。