多くの周波数帯に対応した無線送受信モジュールを搭載し、NFC・Bluetooth・赤外線通信といった規格にも対応。さらにGPIOも搭載し、さまざまなハードウェアを操作できるオープンソースデバイス「Flipper Zero」が登場しています。
Flipper Zeroはディスプレイ部分にイルカのようなキャラクターが表示されており、まるでたまごっちのような機器に見えます。
しかし、Flipper Zeroは見た目に反してさまざまなことが可能なマルチツールとのこと。
Flipper Zeroには、315MHz、433MHz、868MHzといった周波数に対応する無線送受信チップ「TI CC1101」が搭載されています。
加えて、Flipper Zeroには無線機器の信号を分析・保存するスキャナーも搭載されています。アプリケーションプロセッサーARM Cortex-M4 32-bit 64 MHzネットワークプロセッサーARM Cortex-M0+ 32 MHzディスプレイ1.4インチモノクロ液晶(解像度:128×64ピクセル)バッテリーLiPoバッテリー(2000mA)
連続駆動可能期間:約7日Sub-1 GHzモジュールチップ:TI CC1101
周波数帯:300~348MHz、387~464MHz、779~928MHzNFCチップ:ST25R3916
周波数:13.56MHzGPIOCMOSレベル:3.3
入力電力:最大5VBluetoothBluetooth5.0(Bluetooth Low Energy)ストレージ最大64GBまでのmicroSDHCカードを搭載可能USBUSB2.0(USB Type-C)寸法100mm×40mm×25mm重量102g
Flipper Zeroは、2021年秋に登場予定。販売価格は169ドル(約1万8000円)になる予定で、記事作成時点では、、予約する権利を10ドルで購入できます。また、公式GitHubリポジトリで設計図やソースコードを公開する予定とのことです。