ユカイ工学は、コミュニケーションロボット「BOCCO emo(ボッコ エモ)」のWi-Fiモデルを発売した。価格は40,000円(税別)。
「BOCCO emo」は、2015年に誕生したコミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」の次世代モデル。
音声メッセージの送受信、センサ連携、天気配信やリマインド機能、IoT機器との連動などの機能に加え、最新の「高性能の音声認識技術」を搭載し、今までにない新しいカタチの、コミュニケーション・インターフェースへと進化。
ただ音声コマンドを実行する無機質な物体ではなく、日常の会話や挨拶などに対して独自の言語(エモ語)や動きでリアクションし、共感を生む振る舞いを目指しているという。
※IoTデバイスとの連携、防災情報の配信については今後のアップデートにより利用可能となる予定。
具体的な機能としては、専用の「BOCCO emoアプリ」からテキストか音声でメッセージを送るとBOCCO emoが読み上げてくれるほか、BOCCO emoからも声のメッセージを録音してアプリに送信することが可能。また、録音された音声は文字に書き起こしをしてくれるので、読んで内容を確認することもできる。
さらに、ゴミの日などの毎日の予定や、家族の誕生日などの大切な予定をアプリで設定すると、BOCCO emoが知らせてくれるリマインダー通知機能も搭載。
加えて、「エモちゃん、メッセージ再生して」などの声がけで操作ができるうえ、愛称を好きな呼び名に設定することも可能。「エモちゃんただいま」「疲れたなー」などのなにげないつぶやきに反応するのも嬉しいポイントだ。
そのほか、別売りの各種センサと連携して、家族の帰宅を知らせたり部屋の温度を計ったりすることも可能だ。
シンプルな丸みのあるフォルムが愛らしく、家族をつなぐコミュニケーションロボットとしての役割はもちろん、癒し効果も期待できそうだ。
本体サイズはW95×D95×H141mm、重量は400g。なお、使用にはWi-Fiルーターとスマホが必要となる。
2021-03-11 18:29:46