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成層圏から地上を5Gエリア化、ドコモらが2023年度に実証実験へ

NTTドコモとスカパーJSATの2社は、小型飛行機から地上を携帯エリア化する実証実験を2月15日・16日に実施しました。高高度を飛び続ける無人飛行機から地上の5G Evolution(高度化5G) / 6Gエリア化をめざす「HAPS」の実現に向けた第一歩で、2023年度までに成層圏での実証実験を目標とします。

2月に実施した実証実験では、HAPS実現に向けた初歩段階として有人の小型飛行機を使用。1Gbpsを超える通信の提供が難しいへき地や空・海上などへの通信エリア拡大を目的としました。場所は市街地(小田原市)・山地(丹沢)。離島(伊豆大島)で、周波数は5Gでの高速通信に適したミリ波(39GHz帯)を使用。また、比較用としてミリ波よりも電波が飛びやすい2GHzも利用し、それぞれの電波伝搬を測定しました。

具体的には、市街地では建物などの障害物や反射波の影響、山林では地形や樹木の影響、 離島では海上からの低い仰角や雲の影響などを測定しました。その結果、「さまざまな環境による 39GHz 帯と 2GHz 帯の電波の飛びやすさ」や「飛行機の旋回が電波の飛びやすさへ与える影響」などがわかったといいます。

なお、同実験は総務省の電波資源拡大のための研究開発『HAPS を利用した無線通信システムに 係る周波数有効利用技術に関する研究開発』の一環で実施していて、スカパーJSATを代表研究機関として、NTTドコモのほか、NICTやパナソニックも参加しています。同研究ではHAPSを実現する上でのさまざまな課題を開設し、、2023年度までの成層圏での実証実験の実施を目標としています。