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次期Surface Duoはプロセッサを刷新、5G対応やカメラアプリも強化のうわさ

米マイクロソフトの未発表折りたたみスマートフォン「次期Surface Duo」が5G通信に対応し、カメラ性能やソフトウェアが改善され年内に投入されるとのうわさが伝えられています。

2020年に発売されたSurface Duoは他社の折りたたみスマートフォンとは異なり、分離した2つの5.6インチディスプレイを搭載し、本体を開くと8.1インチ相当のタブレットとして使える端末です。またヒンジを180度開いて表裏にディスプレイがあるスマートフォンとして利用したり、スタイラスでの書き込みも可能など、意欲的な設計が取り入れられています。

一方でプロセッサがSnapdragon 855と発売当時でも1世代前のものだったり、5G通信に対応していなかったり、カメラ画質が低かったりなど、完成度の低さを指摘する声も残念ながらありました。

海外テックサイトのWindows Latestが関係者から入手した情報によると、次期Surface Duoは年内のリリースを予定しているとのこと。具体的なモデル名には言及していないものの、プロセッサも刷新し、5G通信もサポートするといいます。ただし、5G通信で高速なミリ波が利用できるかどうかは不明です。また同サイトは、カメラアプリをはじめとしたソフトウェアの修正・改善にも力を入れているとの情報も伝えています。

さらにマイクロソフトの求人情報からは、次期Surface Duoではマシンラーニングを利用してカメラ画質の向上を図るとの言及も見つかっています。このようにソフトウェアで画質を改善しようとするアプローチは、米グーグルのPixelスマートフォンを連想させるものです。

現行モデルのSurface Duoは海外では1399ドル(15万円)から999ドル(11万円)へと値下げされており、次期モデル投入への期待が高まっています。残念ながら記事執筆時点では日本市場に投入されていないSurface Duoですが、次期モデルでは国内販売も期待したいものです。