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LGがモバイル事業から撤退か、4月上旬に方針決定との韓国報道も

LGが、過去5年間で累積赤字が約5兆ウォン(約4809億円)に達しているスマートフォン事業について、売却ではなく撤退の方針を固めた模様です。

昨年末から噂が出ていたLGのスマートフォン事業売却については、1月末には複数の韓国メディアが報じ、真実味を増していました。このときには、ベトナムの大企業Vingroupに売却を打診しているとの話もありましたが、交渉は難航しているようです。当初は、中核人材を除く、ベトナムの生産工場や特許権などの売却で話を進めていたものの、大きな注目は集められなかったと韓国メディアの東亜日報は報じています。

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LGのスマートフォンは、北米や韓国では一定の人気があるものの、グローバル市場のシェアはすでに1%前後まで落ち込んでいます。このため、売却するにしても、高い価格で購入してくれる相手が見つからないというのが実情のようです。

このため、現在は買収者や条件などにはこだわらない状況であり、現在は、円満な事業整理方法と内部人材の再配置について議論が行われているとしています。早ければ4月初めにも、スマートフォン事業の事業計画について決定されるとのことです。

これにあわせ、LGは今年上半期に発売予定だった次期フラッグシップLG Rainbowを含め、すべてのスマートフォンの発売計画を見合わせたとのこと。注目を集めた巻き取り式スマートフォンLG Rollableについても、発売の可能性は低いとしています。2021年内に発売が予定されていたLG Rollableについては、2月にも開発が保留されたと報じられていましたが、いよいよ厳しい状況になってきました。

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もう1機種のLG Rainbowは、あまり噂は出てきていませんでしたが、日本でも発売されている、LG Velvetの後継製品となるはずだったフラグシップスマートフォン。もともとは、第1四半期での発表が計画されていたとのことです。

専用ケースで2画面化できるVelvetや、画面が回転するWING、そして巻き取り式のRollableなど、他とは違う魅力的なスマートフォンを手がけてきたLGですが、裏を返せば、それらの端末は一般の人からすれば高価なオモチャにすぎません。一部マニア受けする先進的な端末が、必ずしても広く売れる端末ではないと身をもって証明したとも言えそうです。

いずれにしろ、まだ正式な発表があったわけではなく、業界関係筋からの情報として伝えられているに過ぎません。LGのスマートフォンブランドが存続する可能性も残っており、今後の情報に注目しておきたいところです。