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確かに安いけどぶっちゃけどうなの?Chromebookはどこまで仕事に使えるのか?

5万円を切るモデルが多い、安さが人気の「Chromebook」。だが、不安に思うことなかれ。何が得意で何が苦手なのかを見極めれば、PC選びの「新たな選択肢」となりうるのだ。

高コスパなものが多くサブPCに最適です!

ジャーナリスト 大河原克行さん
IT専門誌『週刊BCN』の編集長を務めたのち、2001年よりITジャーナリストとして活躍。電機、IT産業を中心に取材、執筆を行なう。大手家電メーカーに関する著書多数。

起動が速くて管理が簡単。大人も子供も使いやすい

Chromebookは、Googleが開発したChromeOSを搭載したPCで、ChromeアプリやAndroidアプリ、Linuxアプリなど、100万以上のアプリを実行できるのが特徴だ。メールやドキュメント、スプレッドシートなどのオフィスアプリが利用できるGoogle Workspace(旧 GSuite)の利用に最適化しているほか、ExcelやWordといったマイクロソフト製品の利用も可能だ。Google Playストアで提供されるゲームをプレーすることもできる。数秒で起動できることや、最新バージョンへの更新がバックグラウンドで自動的に行なわれるため常に最新のセキュリティー環境を実現している点も特筆すべきだろう。

5万円を切る価格帯の製品も数多い。クラムシェル型の一般的なノートPCの形状のほか、2in 1タブレットでは、ディスプレイ部を回転、取り外しできる。

起動の速さなどが教室での利用に最適ということで、2020年から導入が開始された児童生徒1人1台の整備を目指す「GIGAスクール構想」では、Chromebookを導入する自治体が続出している。今後、学校のPCと同じものを、自宅で子供に使わせたいというニーズが顕在化すれば、個人向けPC市場でも存在感が高まりそうだ。

サクッと手軽に使いたいライトユーザー向き

電源ボタンを押すと、10秒もたたないうちに起動する。OSのデザインはAndroidとよく似ており、WindowsやMacよりもインターフェイスがシンプルなのが特徴で、Googleアカウントを使用することで様々なアプリが連携し使いやすい。オフラインでの作業がオンラインになったらすぐに反映されるのも便利だ。

Chromebook5つの特徴

【1】セキュリティーの高さ
【2】起動の早さ
【3】扱いやすさ
【4】デザインがスマート
【5】共有しやすい

Chromebookの歴史

2009年7月  Googleが、クラウド内にユーザーデータを保管する新OS「chrome OS」のデモを公開

2011年6月  サムスンが世界初の機種『Series 5』(XE500C21)を発売

2014年7月〜 日本エイサー、ASUS、デル、日本HP、東芝が日本国内の企業・教育機関へ販売開始

2014年11月  日本エイサーが『Chromebook C720』を一般販売開始

2017年10月  Googleが公式フラグシップモデル『Pixelbook』を発表

採用するCPUはロースペックなものが多く、性能はどうしても13〜15インチのPCには劣る。「サッと手軽にやりたい作業」に向いているだろう。

おすすめの使い方(1)Windowsのサブマシン

オンラインで社内会議を行なったり、取引先と商談や打ち合わせを行なう際に、価格が手頃なChromebookであれば、オンライン会議専用にしたり、資料の確認、議事録作成などのためのサブマシンとして導入しやすい。スピーカーにこだわったり、Wi-Fi 6に対応した機種もあるので、用途に応じた選択が可能だ。ただ、ExcelやWordなどの機能は一部制限があるので注意が必要だ。