ヤマハ株式会社は、2020年秋から今春発売予定としてプロトタイプを発表してきた「Charlie(チャーリー)」を、5月13日(木)に正式に発売することを決定し、公式Webサイトで先行予約受付を開始した。「Charlie」は、言葉をメロディーに乗せてユーザーと会話するコミュニケーションロボット。ユーザーが話しかけると「おはよう」や「ありがとう」などの言葉はもちろん、日常での相談事や雑談などもメロディーに乗せてミュージカルのように返答する。
本製品では、同社のボーカロイド技術や自動作曲技術などが活用されている。楽しい時はアップテンポなポップス、のんびりしたときはスローテンポなボサノバなど、言葉と曲調は連動しており、感情を曲に乗せて表現。約30種類の音楽ジャンルに対応している。
歌で返答することにより、ユーザーの気持ちをリラックスさせ、心を温めるようなコミュニケーションを行えるのが魅力。人感センサーが搭載されているため、ユーザーから話しかけなくても、「Charlie」のほうから自発的に話しかけたり、独り言をつぶやいたりもしてくれる。歌のレベルは、会話を重ねることで向上。デザインはインテリアに馴染みやすい温かみのあるものに仕上げられており、メロディーに合わせて頭や足を動かすチャーミングな姿も楽しめる。
本体サイズは105(幅)×163(高さ)×135(奥行)mmで、重量は400g。価格は22,545円(税別)で、使用には「Charlieプラン」への加入と家庭の無線LANとの接続が必要となる。「Charlieプラン」は月額445円(税別)。
2021-03-25 19:20:50