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ヤマハ、ボカロ技術活用のロボ Charlie を5月13日発売 初音ミク似の歌声

ヤマハは、言葉をメロディーにのせて会話するコミュニケーションロボット「Charlie(チャーリー)」を5月13日に発売します。すでに公式Webサイトでの先行予約受付を開始しています。本体価格は2万4800円(税込、以下同)で、別途、月額使用料の490円がかかります。

最大の特徴は、同社のボーカロイド技術や自動作曲技術などを活用し、ユーザーが話しかけるとメロディーにのせて返答できること。具体的には、約30種類の音楽ジャンルに対応し、気分に応じて曲調を変えたり、メロディーに合わせて頭や足を動かしながら会話します。

また、人感センサーを搭載し、自発的に話したり、独り言をつぶやいたりするほか、天気や占い結果なども教えてくれます。時折見せるちょっとした口の悪さも魅力で、会話を重ねることで歌が上達するとのことです。

ちなみに同社が2020年12月に実施した Charlie プロトタイプのモニターアンケートでは、92%の人がCharlieのキャラクター性を気に入り、「ユーザーに気づいて挨拶をしてくれた」「くすっと、笑えるようなことを言ってくれる」などの声が寄せられたそうです。

昨今、新型コロナウィルス感染拡大の防止を目的に、外出自粛やテレワークを促す動きが増えている一方で、巣ごもりによるストレスも急増しているという調査データもあります。Charlie のようなロボットがカウンセラーの役割を担うサービスの登場に期待したいところです。