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新発想のスマートウォッチ「wena 3」で快適ライフ:その秘密、バックルにあり

活動量計が世に出てからというもの、常に腕に何かしらのデバイスを着けています。今は時計機能のあるカジュアルなスマートバンド(シャオミ「Mi Band 5」)と、見た目にゴージャスな決済機能付きのスマートウォッチ(ガーミン「Venu」)を愛用。普段はスマートバンドを着け、仕事で出かける時やレストランで食事といったシーンでは、スマートウォッチというように使いわけています。

ソニー「wena 3」ってどんなスマートウォッチ? 開発者に聞いてきた

でも当然のことですが、2つを付け替えて使っていると、片方を使っている間、もう片方のデータは取れないワケです。1日5,000歩以上歩くという目標も、スマートウォッチを着けて出かけた日は、2つのデバイスにデータがまたがることで、達成できなくなったりします。とはいえ両方を腕に着けるのはちょっとジャマで……。そんなこんなで筆者のスマートライフはちょっとモヤモヤっとしていました。

そんなモヤモヤがソニーのスマートウォッチ「wena 3」なら、解消できるのではないかと思い、お借りして3カ月みっちり使いこんでみました。3回にわたってお届けします。
○時計ヘッドが着脱できる新発想のスマートウォッチ

「wena 3」の最大の特徴は、腕時計のバックル部分がスマートデバイスになっていること。一見、普通の時計なのですが、実はバックル部分に様々な機能が集約されていて、バックル側の大画面ディスプレイにいろいろな情報を表示できます。

しかも筆者が試したシリコンラバーバンドの「wena 3 rubber」は時計のヘッド部分が簡単に着脱できるスグレモノ。外出時は腕時計にして、家ではバンド単体で利用できます。

○TPOに合わせてスマートウォッチを使いわける

時計タイプのスマートウォッチは画面が見やすい反面、腕に占める割合も大きいので、家でずっと着けておくのはちょっとジャマ。でも外すとデータが取れないというモヤモヤを、wena 3はヘッドを着脱式にすることであっさり解消してくれました。

このユニークな機構のおかげで、ずっと1つのスマートデバイスを利用しながら、外出時は見た目にカッコイイ時計にチェンジすることができます。これこそ求めていたスタイルです!

時計ヘッドのバリエーションも豊富で、女性向けも揃っています。時計とスマートデバイスが分離できることで、時計自体のディスプレイサイズにこだわらず、デザイン重視で選択できます。付属部品を購入して時計店に依頼すれば、自分のお気に入りの時計を「wena 3 rubber」にセットすることもできるのだとか(時計の形状による)。

○意外と大画面。通知メッセージも手軽に読める

「wena 3」はバックルタイプなので、外したり、着けたりしやすいのも便利でした。防水性能も5気圧なので水がかかったりするくらいは大丈夫なのですが、やはり気になるので、朝の洗顔、毎食後の洗いものなどの時にサッと着脱していました。

筆者はホーム画面にSuicaの残高とメールなどの通知、歩数を設定していましたが、これはスマホアプリ「wena 3」の設定で好きな項目に変更可能。バンド単体で利用する時には時計表示に変更して、時間を確認できるようにしていました。

画面に表示できる文字数は41.5文字。通知のメッセージなどもそこそこ読めました。実はAmazonの音声サービス「アレクサ」にも対応しているので、画面にタッチして話しかければ、音声検索も可能です。

○手首側にディスプレイがあるとココが便利

通常、スマートウォッチを付ける時はディスプレイが腕の上面になると思いますが、「wena 3」は上面に時計のヘッドがくるため、手首側にディスプレイがあります。このスタイルが、使ってみると思いのほか便利でした。

打合せ時などに通知をさりげなく見ることができるのです。電話があった時などに振動し、相手の名前を表示してくれるので、電話を今受けるか、後で折り返すのか、判断できます。

電子マネーの決済時も手首側にデバイスがあることで、手をひねらなくても自然な形で決済できます。筆者は左手に着けていたのでさほど影響はありませんでしたが、右手に時計を着ける人なら、手首側の方にデバイスがある方が、電車の改札を通る時にスムーズだと思います。

(次回はwena 3で電子マネー機能を試します)

綿谷禎子 わたたにさちこ 情報誌の編集部から編集プロダクションを経てフリーランスのライターに。現在は小学館発行のビジネス情報誌「DIME」を中心に、企業のオウンドメディアや情報サイトなどで幅広く執筆。生活情報サイト「All About」のガイドも務める。自称、キャッシュレスクイーン。スマホ決済や電子マネー、クレジットカード、ポイント、通信費節約などのジャンルのほか、趣味の文具や手帳の記事も手がける。 この著者の記事一覧はこちら