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デカいは正義だ! よく冷えるGIGABYTEのGeForce RTX 3060

ミドルクラスのGeForce RTX 3060を搭載したビデオカードが各社から発売されている。2020年3月時点では世界的な半導体不足と、やたらとフィーバーしている暗号通貨のマイニング需要により、ビデオカード自体が市場から枯渇気味だが、入荷は続いている。

すぐに入手するとなると苦労してしまうが、少し先にビデオカードの更新を考えているのであれば、価格的にもGeForce RTX 3060はチェックしやすい立ち位置にある。そこで今回は、GIGABYTEの「AORUS GeForce RTX 3060 ELITE 12G」をチェックしていこう。

AORUS GeForce RTX 3060 ELITE 12Gは、GeForce RTX 3060を搭載するビデオカードで、動作クロックがリファレンスの1777MHzから1867MHzにオーバークロックされたモデルになる。先に触れておくと、ハードウェアスイッチによるBIOS切替でサイレントモードにもできるが、ヒートシンクが巨大なのもあり、サイレントモードでなくとも十分に静かでよく冷える。

さっそく外観を見ていこう。GeForce RTX 3060を搭載するビデオカードの多くは、ファン×2で厚みも2スロット付近に留まる製品が多い。それに対して、AORUS GeForce RTX 3060 ELITE 12Gは、296×117×56mmとRTX 3070やRTX 3080に近いサイズだ。

その要因は側面から顔を出す巨大なヒートシンクにあり、フルロードに近い状況での冷却性の高さにつながっている。よって、ビデオカードの買い替えを検討する際には、まずケースに収まるかどうかを確認しておきたい。といってもミドルタワーであれば、まず取り付け可能であることがほとんどだが。

ファンは80mm×3で、2020年に登場したAORUSモデルではおなじみの独自形状ブレードファンを採用している。フィン中腹部にある3Dストライプカーブ(突起)が特徴的だ。3連ファンは、左右のファンに対して中央のファンが逆回転するオルタネートスピニングファンデザインで、隣接するファンの乱気流を低減し、空気の圧力を高めている。

静音面では、グラフェンナノ潤滑油を採用。従来製品よりも2.1倍の高寿命と高い静音性につながっているという。また低負荷時はファンが自動的に停止するセミファンレス仕様となっている。

背面の金属製バックプレートの1角には開口部があり、側面から排気するのではなく、そのまま風が通り抜けるようになっている。Founders Editionでおなじみの構造だが、これも冷却性能に直結している。

GPUの冷却はヒートパイプダイレクトタッチで、5本のヒートパイプが走っている。またVRAMにもヒートシンクが直結しており、側面から見える巨大なヒートシンクを介して放熱というわけだ。

ライトアップ機能を見ると、側面とファンの裏側付近にLEDが用意されているほか、低負荷時にファンが停止すると側面にある「FAN STOP」が点灯、補助電源8+6ピンには電源インジケーターも搭載されている。電源インジケーターは電力供給に問題がある場合、点滅する仕様だ。

フルHDで60fpsベースならば余裕 高負荷が長時間続いても安心の冷却性能

ここからは、AORUS GeForce RTX 3060 ELITE 12Gでベンチマークをしていこう。AORUS GeForce RTX 3060 ELITE 12Gはオーバークロックモデルだ。リファレンスクロック1777MHzから1867MHzにオーバークロックされている。VRAMは12GBで、推奨電源容量は650Wだ。なお、GeForce RTX 3060の素性についてはKTU氏の濃厚な記事を参照してもらいたい。

デフォルトのオーバークロック状態でも静かだったため、サイレントモードでの検証は実行しなかった

ゲームのベンチマークモード、もしくはゲーム内を移動した際のフレームレートの変動、温度をチェックしていく。タイトルはHorizon Zero Dawn、ASSASSIN'S CREED VALHALLA、CYBERPUNK 2077、ファンタシースターオンライン2:ニュージェネシス CBT2(以下、PSO2:NGS)だ。

また、前世代との比較としてGeForce RTX 2060 GAMING OC 6GとGeForce GTX 1660 GAMING OC 6Gでも同様の計測を実施した。テスト環境の詳細は以下の通りだ。