このチップが普及したら、またスマホの性能がぐっと上がっちゃうな〜
Qualcomm(クアルコム)は新しい「Snapdragon 780G」チップセットを発表!Snapdragon 780Gは、Pixel 5等に搭載された昨年の765Gおよび768Gチップの後継機種で、このミドルレンジ向けのチップが新しくなりました。
780Gは、768Gより40%高速な「Kryo 670」CPUと、最大144Hzのリフレッシュレートのスクリーンをサポートする「Adreno 642」GPUを搭載。またクアルコム 7シリーズのミドルレンジ向けチップでは初の5nmのアーキテクチャを採用していて、全体的な電力効率が向上したとのことです。
さらにクアルコムの第6世代AIエンジン「Hexagon 770」を搭載し前世代と比較して2倍のパフォーマンスを実現、また新しいAIアクセラレーターは、通話中の周囲の雑音をかき消せるように設計されていて、そのための電力効率も改善しているとのことです。
カメラ性能面では、3つのカメラで同時に撮影できるISP(Image Signal Processor)の「Spectra 570」を搭載し、最大25MPの3枚の写真を一度に撮影できるようになったほか、画像プロセッサーは低照度での撮影や、4K HDRにも対応しています。
さらに、クアルコムの「FastConnect 6900」テクノロジーも入りました。Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、24ビットの高音質ワイヤレスオーディオを実現する「Snapdragon Sound」など、ワイヤレス接続のサポートが強化されています。
またほぼ全ての新しいモバイルチップと同じく、780Gも5Gの主要な種類をサポートしており、Sub6の通信において、最大3.3Gbpsのダウンロード速度を実現しています。
Snapdragon 780Gを採用する具体的な機種についてはまだ発表されていませんが、クアルコムによると、新しいチップが搭載される端末は、2021年第2四半期末までに登場するとのことです。
2021-03-26 19:51:38