現地時間の2021年3月23日、スエズ運河で日本の船舶貸付会社である正栄汽船が所有し、台湾の長栄海運が運航するコンテナ船の「エバー・ギブン」が座礁する事故が発生しました。エバー・ギブンは全長400メートルにもおよぶ世界最大級のコンテナ船で、記事作成時点でも座礁したまま運河をふさいでしまっています。そんなエバー・ギブンは世界中の注目の的となっており、「Microsoft Flight Simulator」上でMODとして再現する人まで登場しています。
Microsoft Flight Simulator上にスエズ運河で座礁するエバー・ギブンを追加するMODを公開したのは、TikTokユーザーのdonut_enforcementさん。そして、donut_enforcementさんの公開したムービーを、Microsoftのサティア・ナデラCEOのテクニカルアドバイザーを務めるMat Velloso氏がTwitter上で紹介したところ、瞬く間に拡散されることとなっています。
なお、座礁したエバー・ギブンを離礁させるため、エジプトのアブドルファタハ・シシ大統領が積み荷を降ろして船体を軽くするように指示したと報じられていますが、記事作成時点でも離礁のめどは立っていません。
2021-03-28 19:25:07