AppleのWWDC2021のミー文字はフェデリギ氏を模している？

Appleが先程、今年の世界開発者会議（WWDC2021）の日程を発表したことはお伝えしました。その公式案内に用いられているミー文字について、憶測が飛び交っています。

ミー文字はフェデリギ氏を模している？

AppleはWWDC2021を、現地時間6月7日から6月11日にかけて開催すると発表、案内メールを送付しました。

これら公式発表やメールに使用された画像は、メガネをかけたミー文字のキャラクターが、M1 MacBookのふたをあけて覗き込んでいる、というものです。

米メディア9to5Macはこのミー文字が、2020年11月にAppleがM1チップ搭載Macシリーズを発表した時の、ソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長クレイグ・フェデリギ氏の様子と同じだ、と指摘しています。

M1チップ搭載のMacBook Pro/Airが、いかに反応が速いか（ふたを開けた瞬間に起動する）を披露したフェデリギ氏の動画は、新製品発表イベント後にSNSなどで拡散されました。

レンズに写り込んだ各種アイコン

そしてこのミー文字がかけているメガネのレンズには、WWDC2021の開幕日（6月7日）を示すカレンダーのアイコンが写っており、「21」個の通知があることを示しています。これはおそらく「2021年6月7日」を意味するのだろう、と9to5Macは記しています。

メガネのレンズにはXcodeアプリのアイコンも写っていますが、WWDCが開発者向けのイベントであることを考えればむしろ当然だと言えます。小さくて見えにくくはありますが、Xcodeアプリの奥にあるのはSF Symbolsアプリ、さらにその奥にあるのはTransporterアプリのようです。

Appleメガネを示唆？

またミー文字が「メガネ」をかけていることから、数年前より開発の噂がある「Appleメガネ」を示唆しているのではないかという見方も浮上しています。Appleが年内にAppleメガネを発売する可能性は低そうですが、WWDC2021で何らかの発表があるかも知れません。