PS5のゲームタイトルをUSB拡張ストレージに保存可能に、初のシステムソフトウェア大型アップデートで

PlayStation 5(PS5)で初となる大型システムソフトウェアのアップデートが2021年4月14日に配信されました。このアプデートによって、PS5のタイトルをUSBストレージに移行することができるようになります。

PS5™の4月アップデート：ストレージオプションの追加やソーシャル機能が追加！ – PlayStation.Blog

https://blog.ja.playstation.com/2021/04/13/20210413-ps5/

これまで、PS5のゲームデータを本体SSDから外部ストレージにコピーできないことが、PS5の問題の1つとして指摘されていました。しかしPlayStation公式ブログによれば、2021年4月14日に行われたシステムソフトウェアのアップデートを適用することで、PS5のタイトルを本体ストレージからUSB拡張ストレージへ移行させることができるようになるとのこと。

PS5のタイトルは本体に内蔵されている超高速SSDの力を最大限引き出すように設計されているため、USB拡張ストレージから直接プレイすることはできません。それでも、遊ばないゲームを一時的にUSB拡張ストレージに移行させておけば、再び遊ぶ時にゲームを再インストールしなくてもよくなります。

PS5で利用可能なUSB拡張ストレージの条件として「SuperSpeed USB 5Gbps以降」「250GB以上、8TB以下の容量」が示されています。また、PS5で使うためにはあらかじめフォーマットする必要があります。

USBストレージをフォーマットするには、PS5本体背面のUSBポートにUSBストレージを接続した状態で、ホーム画面右上の「設定」を選択。

「拡張ストレージ」を選択し、接続したUSBストレージが表示されていることを確認したら「拡張ストレージとしてフォーマット」を選択すればOK。また、PS4で使用していた拡張ストレージであれば、フォーマットせずにそのまま使用できるとのこと。

なお、PS5は将来的にM.2 SSDへの対応も発表されており、2021年夏頃のアップデートによって可能になるという報道もあります。

「PlayStation 5の外部ストレージ増設が2021年夏までに可能になる」という報道 - GIGAZINE

ちなみに、2021年4月のアップデートでは、PS4とPS5のユーザー同士でシェアプレイができるようになります。これによって、PS5のユーザーがPS4のフレンドにリアルタイムでゲーム画面を共有したり、PS5のゲームをPS4でリモートプレイしたり、PS4の画面をPS5のフレンドに共有したりすることが可能になるとのこと。加えて操作性やパーソナライズオプションの強化も行われています。