ハイエンドスマートフォンを展開するOnePlusから登場した最新モデル「OnePlus 9 Pro」はカメラ機能を大幅に高めたスマートフォンです。老舗カメラメーカーのハッセルブラッドと協業したカメラを搭載、可変幅の広いディスプレイや65Wの急速充電に対応しています。
主なスペックはチップセットがSnapdragon 888、メモリ構成は最大RAM12GB+ROM256GB、ディスプレイは6.7インチ3216x1440ピクセル。本体サイズは163.2x73.6x8.7mm、重量は200gを切る197gです。
ハイエンドスマートフォンを展開するOnePlusから登場した最新モデル「OnePlus 9 Pro」はカメラ機能を大幅に高めたスマートフォンです。老舗カメラメーカーのハッセルブラッドと協業したカメラを搭載、可変幅の広いディスプレイや65Wの急速充電に対応しています。
主なスペックはチップセットがSnapdragon 888、メモリ構成は最大RAM12GB+ROM256GB、ディスプレイは6.7インチ3216x1440ピクセル。本体サイズは163.2x73.6x8.7mm、重量は200gを切る197gです。
背面には中央におなじみのOnePlusのロゴ。左上にカメラを備えます。カメラは縦長の台座部分に上から5000万画素の超広角(ソニーIMX 766)、4800万画素の広角(ソニーIMX789)を搭載。その下に「HASSELBLAD」のロゴが入っています。下に位置するのは800万画素の光学3.3倍望遠と200万画素の深度測定カメラの2つ。
カメラ部分のでっぱりは思ったほど高くは無く使っていてあまり気にならないと感じました。右側面には電源ボタンとOnePlus固有の3段階のマナー切り替えボタン「Alert Slider」を備えます。なおボリューム調整ボタンは左側面です。
ディスプレイは角をカーブさせたエッジデザイン。カーブ半径が小さく、曲がっていることをあまり意識させません。この形状によりベゼル部分はかなり狭くなっており、誤タッチすることなくディスプレイ全面を有効活用できます。
指紋認証センサーはディスプレイに埋め込まれています。センサーの位置はだいぶ下に位置するようになりましたが、実際に使ってみるとバランスを崩すこともなく、自然にタッチできました。指先を離した直後、画面の下部に指先が位置するため画面の表示を指先で隠しにくくなる、というメリットもありそうです。
パッケージには65Wの急速充電器が同梱されていました。OnePlus 9 Proのバッテリー容量は4500mAh。OnePlus独自開発のWarp Charge 65Wにより満充電までの時間はわずか29分。なお充電器はType-C端子でWarp Charge 65W対応のType-C to Type-Cケーブルも付属します。さらにワイヤレス充電も高速化されており、50WのWarp Charge 50 Wirelessに対応。満充電時間は43分とこちらも高速です。なおWarp Charge 50 Wireless対応ワイヤレス充電台は別売です。
ディスプレイのスペックアップも図られています。LTPO(低温多結晶酸化物)技術を採用した有機ELディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは1Hzから120Hzの間で自動可変が可能。なおディスプレイの設定画面では最大リフレッシュレートの設定のみが可能で、120Hzまたは60Hzの2つが選択可能。あとは表示コンテンツにより一般的なビデオなら24Hz、テキストなら1Hzなどのように、リフレッシュレートは自動的に可変します。ちなみにこのLTPO有機ELディスプレイは次期iPhoneにも搭載されると噂されています。
カメラのモードは「コマ撮り」「パノラマ」「スローモーション」「ビデオ」「写真」「ポートレート」「夜景」「プロ」「ティルトシフト」。写真モードでは0.6倍、1倍、3.3倍をワンタッチで切り替え可能。デジタルは30倍まで対応します。広角と超広角は1200万画素相当で撮影できます。5000万画素 / 4800万画素の高解像度で撮影する場合、画面右上のメニューをタップして高解像度をONにすると、3.3倍の望遠レンズは使えず、0.6倍(5000万画素)か1倍(4800万画素)のみが利用できます。
▲(左)写真モードはズーム切り替えが「0.6倍」「1倍」「3.3倍」とワンタッチで切り替え可能。(右)高画質モードにすると、3.3倍の望遠カメラは使えず「0.6倍」「1倍」のみとなる
ビデオは16:9と21:9のサイズに対応。フルHDで30fpsまたは60fps、4Kで30fps、60fps、120fps、8Kで30fpsに対応。ただし21:9では4K / 120fpsと8Kは利用できません。
▲ビデオはサイズが2種類、解像度は3種類、フレームレートは3種類から選べる
カメラの特徴として、超広角カメラには歪みをを抑えるFreeformレンズを搭載。そのため歪み補正のON/OFF機能はありません。以下、いくつか作例を載せます。OnePlus 9 Proはハイエンドスマートフォンを次々と投入するOnePlusらしい高性能な製品です。広角と超広角に高画質なカメラを搭載し、ハッセルブラッドとコラボしたことで、自然な色を表現できるとのこと。カメラ性能を求める人にお勧めの1台と言えそうです。
2021-04-21 03:34:26