アップルがMR(複合現実)ヘッドセットを開発中との噂は何度も囁かれていますが、有名アナリストが2022年に発表すると予測していることが報じられています。
噂の出どころは、アップルのサプライチェーン情報に精通するアナリストMing-Chi Kuo氏の投資家向け研究ノートです。Kuo氏は今年に入ってからMRヘッドセットにつき次々と予測を発表していますが、改めて2022年発表説を強調したかっこうです。
アップルのヘッドセットに関しては、2台の8K画面と高度なアイトラッキング技術や、装着している人の手の動きや現実世界の映像を取り込むための10数台もの外部カメラ搭載との報道もありました。またKuo氏はそうした観測に沿いつつも、最終的には100〜200gに減量されて現在市販されている多くのVRデバイスよりも大幅に軽くなると述べていました。
さらにBloomberg記者でアップルのインサイダー情報に詳しいMark Gurman氏は、今後数か月のうちにアップル製MRヘッドセットが仮想ではない対面イベントで公開されると予想していました。Gurman氏とKuo氏の時間枠はかなり異なっていますが、それぞれ全く別の製品を指しているのかもしれません。Kuo氏は以前、2022年に「ヘルメット」(ヘッドセット型)、2025年までに「メガネ」タイプが発売されると述べていたことがあります。
アップルは6月7日から世界開発者会議WWDCを開催すると発表済みですが、告知ページにはメガネを掛けたミー文字が意味ありげに掲載されています。その場で新たなメガネ的デバイスがお披露目されるのかもしれません。
2021-04-25 23:26:00