アメリカの製薬会社「モデルナ」は、新型コロナワクチンを追加接種すると変異ウイルスへの中和抗体が増えるとするデータを発表しました。
モデルナは6日、第1四半期の決算と同時に、自社製のワクチンに関する最新の研究結果を明らかにしました。
モデルナ製ワクチンを最初の2回接種した後にさらに追加で接種すると、南アフリカ型とブラジル型の変異ウイルスに対しても中和抗体が増えるデータが得られたとしています。
また、12歳から17歳を対象とした治験では、最終分析ではないとしたうえで96%の有効性が示されているということです。
モデルナは第1四半期で創業以来初めての黒字を記録しました。
加えて、今年のコロナワクチンによる売り上げ予想を192億ドル、約2兆900億円に上方修正しました。
2021-05-06 21:28:01