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PCモニターの快適サイズは売れ筋の27インチじゃない。サイズアップした結果

―[プロが自腹で買ったもの「ジバラーガジェット」]―

◆27インチ→31.5インチ。ワンサイズの違いは大きい

LGの31.5インチモニター。画面が大きく、見やすく、色再現性も高い。「HDR 10」や「AMD FreeSync」など映像体験・ゲーミングに向けた機能も充実している高機能モデルだ

●LG モニターディスプレイ 32UN650-W

実勢価格:6万455円(税込)サイズ:D227×W714×H486㎜/重量:8.2kg

自宅で仕事をするようになって、18年目。ある意味、私はテレワークをいち早く取り入れたアーリーアダプターと言える。作業環境も年々アップデートしているので、「どういうツールが快適化に繋がるか?」という点については、少々自信がある。

そんな私が、今推したいのが大画面・高解像度モニターだ。市場全体で見ると4Kモニターは27インチがコスパも良く、売れ筋とされている。

私も以前は27インチの4Kモデルを利用していたが、今回さらにワンサイズ上の31.5インチの4K、LGの「32UN650-W」を導入した。選んだ理由は、体への負担軽減のためと色再現度・発色の良さだ。

◆モニターを大きくすると負担が減るのか?

まず、「モニターを大きくすると負担が減るのか?」と疑問を抱く人も多いだろう。これが予想以上に影響大だったのだ。同じ4K解像度でもインチサイズが大きくなれば、画面に表示されるアイコンや文字も大きくなるため、視認性も向上する。

悲しくも老眼が始まってきている私は、それまで小さな文字を読む際は顔を近づけて目を凝らして読む必要があったが、31.5インチへのインチアップのおかげで、それもなくなった。

適正な距離を保ったまま文字が読めるため背筋が伸び、姿勢も矯正され、首・肩の凝りもかなり緩和されたと感じている。

発色と色再現度が良く、視野角の広いIPS液晶なのも気に入った。同じ画面サイズでもVA液晶モデルのほうが安価だが、やや視野角が狭く、色再現度が劣る。私の場合はRAW現像や動画の編集なども行うため、それらを重視してIPSモデルを選んだ。

おかげで撮影・現像業務でも問題なく利用できている。映像美に関しては、ゲームや映像観賞のための機能も充実しているので、それらを高いクオリティで楽しめる点も気に入っている。ただし、スピーカーの性能はオマケ程度なのでサウンド面は見直しが必要かも。

◆仕事もプライベートも満足感の高い体験

総じて、31.5インチへのステップアップは、仕事でもプライベートでも、満足感の高い体験へと繋がった。私のように、長時間のデスクワークで体に負担を感じていたり、PCを通じた娯楽体験のステップアップを狙っていたりするなら、ぜひ画面の大型化をオススメしたい。

「大は小を兼ねる」はモニターの世界にも当てはまる言葉だ。

◆LG モニターディスプレイ 32UN650-Wのここがスゴイ!書斎ではモニターアームに固定。ベゼルも細く、電源はアダプター式で本体が比較的軽く、アームに固定しやすい。4Kの広い作業領域と、大画面による見やすさは圧倒的。ツールとして非常に使いやすい。

【今週のジバラー】小暮ひさのり

PC誌やWeb媒体を中心にデジタルアイテムのトレンドを追うテクニカルライター。特技はお掃除