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LG液晶テレビの“新基準”、量子ドット+ミニLED搭載「QNED」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、量子ドット技術とミニLEDで高画質化を図り、液晶テレビの“新基準”を謳う「LG QNED MiniLED」を含む、液晶テレビの2021年モデル6シリーズ18機種を5月下旬より順次発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後~121万円前後。

LG初のミニLED液晶TV「QNEDシリーズ」、CES 2021でバーチャル出展

LG QNED MiniLEDは、ミニLEDバックライトと、量子ドットナノセルカラーテクノロジーを組み合わせた高度な液晶パネルを搭載し、「より明るく、より深い黒を再現し、鮮やかな色の表現力も進化。液晶テレビの頂点ともいえる、まったく新しい視聴体験」を提供するという。1月開催の「CES 2021」でバーチャル出展しており、国内市場への正式導入が決まったかたちだ。8Kモデル「QNED99」、4Kモデル「QNED90」の2シリーズ4機種を展開する。

2021年モデルでは他にも、1nmという極小粒子を超精密に敷き詰めるNanoCell(ナノセル)技術を導入した4Kテレビ「NANO90」、「NANO85」、「NANO76」と、43V型で約11万円からのエントリーライン「UP8000」シリーズを含む、4シリーズ14機種を用意する。ラインナップと店頭予想価格、発売時期は以下の通り。

■QNED99シリーズ(8K/LG QNED MiniLED)

86V型「86QNED99JPA」:121万円前後 / 8月

■QNED90シリーズ(4K/LG QNED MiniLED)

86V型「86QNED90JPA」:72万円前後 / 8月
75V型「75QNED90JPA」:55万円前後 / 6月中旬
65V型「65QNED90JPA」:44万円前後 / 9月

■NANO90シリーズ(4K/NanoCell)

86V型「86NANO90JPA」:50万円前後 / 5月下旬
75V型「75NANO90JPA」:35万円前後 / 5月下旬
65V型「65NANO90JPA」:27万円前後 / 5月下旬
55V型「55NANO90JPA」:21万円前後 / 5月下旬

■NANO85シリーズ(4K/NanoCell)

50V型「50NANO85JPA」:17万円前後 / 5月下旬

■NANO76シリーズ(4K/NanoCell)

75V型「75NANO76JPA」:26万円前後 / 5月下旬
65V型「65NANO76JPA」:19万円前後 / 6月中旬
55V型「55NANO76JPA」:16万円前後 / 7月上旬
50V型「50NANO76JPA」:14万円前後 / 5月下旬
43V型「43NANO76JPA」:13万円前後 / 5月下旬

■UP8000シリーズ(4K)

65V型「65UP8000PJB」:18万円前後 / 5月下旬
55V型「55UP8000PJB」:15万円前後 / 5月下旬
50V型「50UP8000PJB」:14万円前後 / 5月下旬
43V型「43UP8000PJB」:11万円前後 / 5月下旬

映像エンジンには、人工知能を統合させて高画質を追求したAIプロセッサーを採用。ゲーミング関連では、HDMI 2.1対応のHDMI入力を備え、最新ゲーム機との接続に対応する(NANO76/UP8000シリーズを除く)。他にも、スマートテレビプラットフォーム「webOS 6.0」を採用し、スムーズにVODサービスやインターネットにアクセスできるという。LGのテレビでおなじみの「マジックリモコン」にも対応する。

2020年発売の8Kチューナーを搭載した55V型8K液晶ELテレビ「55NANO95JNA」は継続販売する予定。

なお、新パネル「OLED evo」採用機種を含む、LGの有機ELテレビ2021年モデルについては別記事で紹介する。
○各シリーズの特徴・機能

LG QNED MiniLEDの8Kモデル「QNED99」、4Kモデル「QNED90」には、量子ドットナノセルカラーテクノロジ―を導入することで、「豊かで正確な色の表現」を可能にした。また、ミニLEDバックライトを組み合わせることで、より明るく鮮明な映像を生み出す。独自の調光技術により、正確なバックライト制御を行うことで、輝度とコントラストが従来の4K液晶テレビより向上したという。

NANO90/85/76シリーズには、1nmという極小粒子を超精密に敷き詰めた、独自のNanoCell Displayを搭載。色ノイズの原因となる過剰な光波長を吸収するため、従来ノイズが多く発生していた赤や緑の色の純度や濃さが向上し、色再現性も強化。よりクリアで鮮明な表現が可能とする。

さらに、QNED99/90シリーズと、NANO90/85シリーズではIntertekの色再現忠実度を100%クリア。色忠実度テストの結果、視野角±30度から見た場合でも、サンプルカラーの100%が元の色とほぼ一致することが実証されているとのこと。

LEDバックライトについては、ミニLEDのQNED99/90シリーズは高精細直下型エリア駆動、NanoCell採用のNANO95/90シリーズでは直下型エリア駆動に対応。エリアごとに個別に光を制御し、「夜の闇でも、月に近い闇と遠い闇の違い、奥行き感なども緻密に再現する」という。NANO85シリーズはエッジ型部分駆動対応となる。

映像エンジンには、人工知能を統合させて高画質を追求したAIプロセッサーを採用。数百万の映像ソースを学習したAIプロセッサーが第4世代に進化し、地上波やネット動画など、あらゆるコンテンツに合わせて「最高レベルの映像」を映し出すという。

視聴している映像のジャンル(シネマ・スポーツ・アニメーション・スタンダード)だけでなく、夜景や街並み、自然といったシーンごとに自動で認識。それぞれのシーンに合う設定を自動で適用する。さらに、今見ている映像のジャンルをAIが分析し、ドラマ・スポーツ・映画・ニュー ス・音楽の5つに分類。それぞれのジャンルに合わせたサウンドへ調整し、臨場感あるバーチャル5.1.2chサウンドに変換するという。

QNED99は「AI映像プロ」、「AIサウンドプロ」に対応。QNED90とNANO90/85/76、UP8000は「AI映像」、「AIサウンド」に対応する。

NetflixやHulu、Amazon Prime Video、DAZN、U-NEXT、YouTubeなどのネット配信動画が楽しめ、4K動画再生にも対応。「webOS 6.0」をプラットフォームに採用しており、一般的なスマートテレビと比べてアプリの起動時間を最大約半分まで高速化したとする。

フレーム数の補完をオフにすることで、映画やドキュメント番組など制作者の意図通りの映像を視聴できる「FILMMAKER MODE」を装備。他にも、使用するアプリによって音量が異なる場合があるが、各アプリやチャンネルで一貫した音声レベルを維持する「オートボリュームレベリング」に対応する。

QNED99/90シリーズと、NANO90/85シリーズは、室内の明るさに合わせてDolby Visionコンテンツの映像を自動で最適化する「Dolby Vision IQ」に対応。「明るい部屋でも暗い部屋でも、映像表現をそのままにコンテンツを常に最高クラスの画質で鑑賞できる」とする。また、サウンド面では、立体音響のDolby Atmosをサポートし、「映像の中に入り込んでしまった様な没入感あふれる視聴体験を実現する」という。

HDMI 2.1対応のHDMI入力をQNED99/90シリーズと、NANO90/85シリーズの全機種で搭載。QNED90シリーズとNANO90/85シリーズは、映像のカクつきなどを抑える「VRR」や、コンテンツに応じて画質優先/低遅延優先を自動で切り替える「ALLM」、Dolby Atmos/DTS:Xなどのサラウンド音声の伝送も可能な「eARC」をサポート。QNED99シリーズはALLMとeARCに対応する。

ゲーミング関連では他にも、FPSやRPGといったゲームジャンルにあわせて映像を最適化する「ゲームオプティマイザ」機能を備え、ゲーム用HDR規格のHGiGもサポートする。