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AirPods Max、Apple Musicロスレス配信に非対応と判明。HomePodやminiも対応せず

アップルは17日深夜にApple Musicのロスレス品質による配信と空間オーディオ対応を発表しましたが、このうちロスレス品質はAirPodsシリーズ全機種で利用できないことが明らかとなりました。

The Vergeの取材に対してアップル広報は「ロスレスオーディオは、どのAirPodsモデルでもサポートされていません」とメールで述べたとのことです。

AirPodsとAirPods Proがロスレス品質で再生できないのは、アップルがBluetoothでAACコーデックしかサポートしていないためやむを得ません。AACは音質こそいいもののCD品質やハイレゾ音源のビットレートには遠く及ばず、これ以上の音質を実現するにはアップルが自前でソニーのLDAC並みのコーデックを開発するか、BluetoothではなくWi-Fi経由とする必要があります。が、ロスレスの提供は6月からであり、とてもあり得ないーーThe Vergeはそう指摘しています。

かたやAirPods Maxには有線ケーブル接続があり、ロスレス再生している機器につなげば聴けるのではないかとも思えますが、アップルは無理だと回答しています。たとえばiPhone上で24ビット/48kHzのロスレス音源を再生すると、いったんLightningドングルを経てアナログに変換された後に24ビット/48kHzに再デジタル化されるとのこと。この再デジタル化された音はソースと同じものではないし、ロスレスとは言えないわけです。

またアップルはHomePodとHomePod miniもロスレス再生には対応しないと回答しています。それらの機器もAirPods、AirPods Pro、AirPods Maxと同じく空間オーディオは対応しているとのことです。なぜ、アップルがロスレスよりも空間オーディオを強調していたのか、理由が見えてきた感はあります。

AirPods Maxは税込で7万円近く、「原音に忠実なサウンド」など高音質もアピールされていただけに、ロスレス非対応はユーザーの失望を呼んだかもしれません。アップルが将来的にワイヤレスヘッドホンの音質を向上させることを期待したいところです。