Google(グーグル)はGoogle DocsやSheetsなどのGoogle Workspaceツールをさらに使いやすくするアップデート「Smart canvas」を発表しました。
たとえばGoogle Docsの書類では@を使ったメンション付けにより、人を指定しながらタスク・ドキュメント・締切日を結びつけたりできるようになります。またその際には連絡先や所在地、役職が表示されたり、あるいは@によるアクションでおすすめの人、ファイル、ミーティングなどのリストが表示されるようになります。
Google Docsのアップデートでは、ページの境界がなくなり使用しているデバイスや画面にあわせて拡大する「エイジレスフォーマット」が導入されます(pdf出力する際などはページ表示)。またドキュメント中の「チェアマン(会長)」を「チェアパーソン」に修正する提案をするなど、修正機能が性差別に配慮したものへ進化します。
そしてビデオチャットツール「Google Meet」がDocs、Sheets、Slidesに今秋に統合されます。左上の共有ボタンにはMeetボタンが表示され、サイドパネルにはビデオフィードのリストが表示されるようになるのです。
個人的に特に使いたいのがDocsやSheets、SlidesとGoogle Meetの同時使用で、チームでドキュメントを閲覧しながらより詰めた打ち合わせができることでしょう。すでにビジネスにおいてなくてはならない存在となったGoogle Workspaceの、今後の進化に注目です。
2021-05-18 19:02:07