新品互換用パソコン バッテリー、ACアダプタ、ご安心購入!
ノートpcバッテリーの専門店



人気の検索: ADP-18TB | TPC-BA50| FR463

容量 電圧 製品一覧

スペシャル

第5世代12.9インチ「iPad Pro」に「光がにじんで表示される」との報告あり

2021年5月21日に発売された「iPad Pro」の12.9インチモデルに搭載されたミニLEDディスプレイ(Liquid Retina XDRディスプレイ)に、強い光を画面に表示することにより意図しない光が発生する「ブルーミング」が発生するとの報告が上がっています。

11インチモデルと12.9インチモデルの2種類が展開されたiPad Proのうち、12.9インチモデルには液晶ディスプレイ並みの明るさと有機ELレベルのコントラストを再現できるミニLEDディスプレイが採用されています。このディスプレイには1万個以上のLEDがセットされており、画面上を2500個のローカルディミングゾーンに分割することで輝度を調整し、画面の明るい部分を維持しながら、黒の部分をより黒く表現することで、高いコントラスト比を実現しています。

しかし、ローカルディミングゾーンのうち点灯しているゾーンと消灯しているゾーンが隣接する場合、点灯しているゾーンの光が漏れて画面の一部が明るくにじんでしまう「ブルーミング」と呼ばれる現象が発生してしまいます。AppleはLiquid Retina XDRディスプレイの採用にあたり、ブルーミングを改善するような設計にしていると述べています。

それにもかかわらず、一部のiPad Proユーザーからは「ブルーミングが予想以上に発生している」との声が寄せられています。ユーザーの1人であるJosh Teder氏は「暗い部屋で黒の背景にUIの白を表示した場合、ブルーミングが非常に目立つ」と述べています。Teder氏が投稿した画像を見ると、Appleのロゴやビデオの一時停止マークの周囲に青白い光がにじんでいることが分かります。

OLEDディスプレイは1つ1つの画素を構成する素子が自ら発光するため、iPhone 12などのOLEDディスプレイ採用端末ではブルーミングが発生しません。Liquid Retina XDRディスプレイはOLEDに近い画質を求め、より高いコントラスト比を実現するためや資金面の問題から導入されたとみられていますが、一部ユーザーからは採用に疑問の声が挙がっています。

一方、海外メディアからはiPad Proのディスプレイに対して高い評価が多数寄せられています。