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DRAMに保存されたデータを改ざんする「Rowhammer」攻撃の対象範囲がメモリ小型化で広がっているとの指摘

DRAMの1つのアドレスに繰り返しアクセスを行うことで他のアドレスに保存されているデータを改ざんすることができるという脆弱(ぜいじゃく)性を利用した「Rowhammer」攻撃は、チップメーカーによる対策でかなり衰退しましたが、新たに、隣接する行を越えて攻撃が伝播する「Half-Double」と呼ばれる手法があることをGoogleの研究者が発表しました。

従来の「Rowhammer」は、DRAMの特定アドレスに繰り返しアクセス(下記図中「Aggressor」)すると、隣接する2つの行(図中「Victim」)でビット反転が検出されるというものでした。

しかし、新たに発見された「Half-Double」は隣接行を飛び越えてビット反転が伝播することが確認されています。

実験結果によれば、「Aggressor (A)」に多数のアクセスを集中させた場合、一部が「Aggressor (B)」を経由して「Victim (C)」に通じていたとのこと。「Half-Double」はシリコン基板固有の特性であり、セルの形状が小さくなると伝播距離は広がると考えられています。

Googleでは半導体エンジニアリング業界団体のJEDECや他の業界パートナーと協力して「Rowhammer」対策と解決法の模索を行ってきました。今回の情報開示は、さらに実用的・効果的な解決法を開発するため、すべての利害関係者にプロジェクトへの参加を呼びかける意図があるとのことです。