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Macがウイルスに感染したことを示す3つのサインとは?

残念ながら、Macはかつてのように安全な楽園ではありません。Windowsマシンに比べればウイルスに感染する可能性は低いですが、まったく感染しないわけではありません。

心当たりのない広告が表示されたり、システムの動作が極端に遅くなっていたりなど、Macの様子がおかしい場合は、マルウェア(悪意あるソフトウェア)に感染している可能性があります。

今回は、Macでウイルス感染のサインを見分ける方法と、システムをスキャンしてウイルスを検出する方法をご紹介します。

Macはウイルスに感染する?

Macはウイルスに感染しないと思われていますが、そんなことはありません。

実際、Macに問題を引き起こすさまざまなマルウェアが存在します。たとえば最近では、次のようなマルウェアが話題になっています。

Silver Sparrow:Silver Sparrowは、M1チップ搭載のMacをターゲットにしたマルウェアです。コマンドの実行にmacOS Installer JavaScript APIを使用し、1時間に1回、外部サーバーと通信することが知られています。専門家の間では、近い将来に大規模攻撃の準備をしているのではないかと懸念されています。

Pirri/GoSearch22:M1のMacをターゲットにした最初のマルウェアがPirri/GoSearch22です。アドウェアの一種で、通常は表示されない場所に広告を挿入します。

ThiefQuest:2020年に初めて登場したThiefQuestは、ユーザーのマシンからデータを盗むマルウェアです。ランサムウェアに偽装されていますが、身代金が要求されることはありません。

LoudMiner:このマルウェアは、悪意のあるクリプトマイニングアプリです。人気の高いAbleton Liveアプリのクラックバージョンを介して広がりました。

Macがウイルスに感染したことを知るには?

これらのマルウェアに共通しているのは、いずれもApp Store以外のルートから感染することです。海賊版のアプリが原因の場合もあれば、信頼できないソースからダウンロードしたアプリが原因の場合もあります。

逆に言えば、Mac App Store以外からアプリをインストールしなければ、それほど心配する必要はないということです。

たしかにブラウザがらみの脅威もあるし、Javaは依然として問題の種ですが、macOSとブラウザが最新の状態であれば、ウイルスに感染する可能性はかなり低いと言えるでしょう。

また、Mac App Store以外からアプリをインストールする場合でも、インストールする前によく調べる(グーグルでレビューを調べたり、公式のダウンロードサイトをチェックする)などの注意を払っていれば、それほど心配する必要はありません。

一方、海賊版アプリに手を出したり、海賊版映画を提供しているサイトの指示でプラグインをインストールした場合は、問題が起きる可能性があります。

あるいは、汚染されている可能性のあるUSBメモリを使ったり、怪しげなメールに付いてきた添付ファイルをダウンロードするのも危険です。ウイルスは、このような思いがけないルートから感染するものです。

あなたのMacは大丈夫ですか? 次のような兆候があれば要注意です。

1. 心当たりのない広告やポップアップが表示される

興味深いミステリーです。約3万台のMacで発見されたこの新しいマルウェアは、いったい何を企んでいるのでしょうか?このマルウェアに感染したMacは1時間おきにコントロールサーバーに接続して、攻撃者からの指示をチェックしますが、今のところ攻撃命令は下されていないようです。マルウェアに自爆機能がある場合もありますが、攻撃者がそれを作動させた形跡はありません。

— Kim Zetter (@KimZetter) February 20, 2021

Macでは、アドウェアが大きな問題となりつつあります。

以前は表示されなかった場所に広告が表示されるようになった場合は、何か良くないものをインストールしてしまった可能性があります。

特に、インターネットを見ていないときにもポップアップ広告が表示される場合は要注意です。

2. Macの動作が原因不明で遅くなっている

Macのマルウェアの中には、ユーザーのマシンをボットネットの一部にしてしまうものがあります。ボットネットとは、さまざまな活動に利用されるコンピュータのグローバルネットワークのことです。

Macがこうしたマルウェアに感染すると、WebサイトへのDDoS(分散型サービス妨害)攻撃やビットコインの採掘など、CPUパワーを大量に消費するさまざまなタスクの実行に利用されるおそれがあります。

アプリを使っていないのにMacの動作が遅い場合は、この種のマルウェアに感染している可能性があります。

もっとも、たとえマルウェアが原因でなかったとしても、Macの動作が遅いときは、その原因を突き止める必要があるでしょう。

3. マルウェア検出アプリを使う

Macが感染しているかもしれない? それならすぐにチェックしてください。以下に、Macをスキャンして感染の有無を確認できる無料アプリをいくつかご紹介します。

Bitdefender Virus Scanner:このアプリは無料です。ウイルスを削除してくれるわけではありませんが、ウイルスがいる場所を教えてくれるので、Finderで開いて削除することができます。

Malwarebytes for Mac:Malwarebytesは、長年にわたってアンチマルウェアの世界をリードしてきたアプリのひとつです。システム全体を30秒以内にスキャンし、アドウェアや潜在的に問題となりそうなプログラムを削除してくれます。

ClamXAV:ClamXAVは、人気の高いオープンソースのマルウェア検出ツール「ClamAV」のMac版です。使ってみる価値は十分にあります

これらのツールを使っても何も検出されなかった場合、あなたのMacが感染している可能性は極めて低いと言えるでしょう。

また、オンラインのウイルススキャンツールを利用することもできます。App Storeのアプリレビューも参考にしてください。

Macのウイルスをチェックする方法

Macには最初から、マルウェアから身を守る防御機能が備わっています。もちろん、ほかの対策と同じく、完璧に安全というわけではありませんが、以下を読めば、それほど心配する必要はないことがわかると思います。

Gatekeeperとは、知識のないユーザーが、安全が保証されていないソフトウェアをうっかりインストールするのを防いでくれる、Macのセキュリティ機能です。

デフォルトでは、Mac App Storeからダウンロードしたもの以外はすべてブロックしますが、開発元が未確認のアプリケーションだけをブロックするように設定することもできます。

とはいえ、多くのMacユーザーが、Gatekeeperを完全に無効にして、自分でコンパイルしたものも含め、好きなソフトウェアを実行できるようにしています。

もっとも、そうしたことをするのは十分に知識のあるユーザーであり、アプリケーションをインストールする前に、それが安全なものであるかをきちんと調べているとは思いますが。

サンドボックス化

Mac App Store経由でインストールされたアプリケーションは、アクセスできるシステム領域をかなり制限されています。

1つのアプリケーションがシステム全体を混乱させるのを防ぐためです。

XProtect

XProtectは、あまり知られていないマルウェア対策プログラムです。

2009年からMac OSに搭載されたこのプログラムは、Windowsのウイルス対策ソフトとは異なり、一般ユーザーが目にすることはありません。

自分でプログラムを起動してスキャンを実行することも、アップデートを手動でインストールすることもできません。

とはいえ、マシンが既知のウイルスに感染した場合、このプログラムからユーザーに通知が届くことになります。また、感染したファイルをユーザーがうっかり開かないように、制止もしてくれます。

こうしたプログラムがあっても心配だという人は、有料の優れたMac用アンチウイルスアプリを試してみてください。

オススメのMac用ウイルス対策アプリ

これで、自分のMacがマルウェアに感染しているかどうかはわかりました。

しかし、「治療は予防が9割」と言われています。Macでマルウェアの心配をしたくないなら、高品質のMac用ウイルス対策アプリをインストールしておきましょう。

しっかりとしたウイルス対策アプリを使っていれば(そして、オンラインで安全に過ごす努力をしていれば)、Macでマルウェアの被害にあうことはまずありません。