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Apple Watch Series 6の製造コストは約15,000円

数あるスマートウォッチのなかでも高い人気を誇るApple Watchですが、その最新機種であるApple Watch Series 6の製造コストについての情報が出てきました。原価は約15,000円で、最もコストが高い部品はプロセッサ+メモリとのことです。

Apple Watch Series 6の製造コストは136ドル

調査会社のCounterpointがApple Watch Series 6の部品表(BoM)分析を行いました。それによると、このスマートウォッチの製造コストは約136ドル(約14,889円)とのことです。

現在、Apple Watch Series 6は日本のApple Storeオンラインでは47,080円から始まる価格で販売されています。

部品別では、プロセッサ+メモリが全体の24%を占めて最大の割合です。

Apple Watch Series 6にはS6と呼ばれるシステム・イン・パッケージ(SIP)が搭載されており、これには1GBのDRAMと32GBのストレージも含まれています。また、各種通信用のW3チップや超広帯域無線(UWB)通信のためのU1チップも存在します。

2番目と3番目は筐体とディスプレイ

2番目にコストが大きいのは筐体で全体の13.3%のコストです。

Apple Watch Series 6ではコストの高いセラミックモデルがラインナップされていません。

筐体にはクラウン、メタルフレーム、リアカバーなどが含まれています。

3番目にコストが大きいのはディスプレイです。

ディスプレイとタッチモジュール、ガラスを含めると全体の13.2%を占めています。

プロセッサとメモリ、ディスプレイ、筐体、そしてセンサー類を含めると、全体のコストの約68%を占めるとのことです。