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iFixit、新12.9インチiPad Proを分解。Liquid Retina XDR画面を詳しく解説

新製品が発売されればバラさずにはいられない修理業者iFixitは、5月下旬に発売された12.9インチM1 iPad Proの分解動画を公開しています。今のところ分解は初期段階に過ぎませんが、最大の特徴であるLiquid Retina XDR画面の構造を深く掘り下げています。

新型iPad Proを開いてみると、2020年モデルのiPad Proとはいくつかの違いが確認できます。たとえば側面に5Gアンテナが設置されていることや、バッテリー容量が前年の36.71Whから40.33Whに増やされていること、そしてRAMの横にあるサーマルペースト(CPUからヒートシンクに熱を逃がすための塗布物質)下にM1チップが置かれていることなどです。

またM1 iPad Proではビデオ通話を便利にする「センターフレーム」機能が実装されていますが、それを支える新たな超広角カメラパーツも露わにされています。

さて今回の本題であるLiquid Retina XDRディスプレイについては、前世代のiPad Proのパネルよりも約0.5ミリ厚いとのこと。重さはかなり違っており、新型パネルは285gと計測されています。

さらにiFixitは液晶とバックライト部分を分離して、Liquid Retina XDRことミニLEDバックライト画面の仕組みを事細かに紹介しています。ミニLEDディスプレイとは液晶画面の直下にローカルディミングゾーン、すなわちエリア毎に制御できるグリッド(微細なLEDを敷き詰めたもの)を備えるという技術。これにより輝度を高め、黒の表現は「その部分のバックライトをオフにする」ことで改善されるというわけです。

今回の動画では、本技術を顕微鏡で観察しており、1万個以上のミニLEDを均一に配置した上で2596のエリア(ローカルディミングゾーン)に分割されている様を紹介しています。

まだiFixitはいつものような部品1つ1つを取り出して並べる分解は公開していないため、お馴染みの「修理しやすさ」スコアも不明です。とはいえ、ミニLED画面以外は2020年モデルからそう大きな変化はなさそうであり、去年と同じような評価になると思われます。