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アップル新型「iMac」絶対4ポートを選ぶべき

M1搭載のiMacには、実は2つの製品ラインが用意されています。同じM1ですが、下位モデルは7コアGPUのM1が、上位モデルには8コアGPUのM1がそれぞれ用意されています。

同じ256GBストレージ、8GBメモリで前者は15万4800円、後者は17万7800円(いずれも税込)と、2万3000円の価格差があります。この価格差で違うポイントは、以下の4つです。

・キーボードにTouch IDが搭載される。 ・電源アダプタにEthernetポートが追加される。 ・上位モデル限定のイエロー、オレンジ、パープルが選択可能になる。 ・ポート数が2つから4つに増える。

このうち、7コアGPUモデルでも、キーボードは+5000円、Ethernetポートは+3000円でオプションとして追加することができます。しかし限定色とポート数は、あらかじめ8コアGPUのモデルを選ばなければ選択することができません。

確かに2万3000円という価格差は大きいものです。最も安くするなら256GB・7コアGPUモデルを選ぶのも手だと言えます。しかし、筆者は追加投資をしてでも、8コアGPUのモデルを選んでおくべきだと思います。それはGPU性能ではなく、4つに増えるポートの数が理由です。

避けたい2ポート生活…

筆者は2020年11月まで、左右に2ポートずつのThunderboltポートがついた13インチMacBook Proを使ってきましたが、M1搭載MacBook Proが登場して乗り換えました。

その際、やはり問題になるのが、2つしかないThunderboltポートでした。

MacBook Pro、MacBook Airの場合、電源の供給もThunderboltポートにUSB-Cケーブルを差し込むため、電源をつないで使うだけで残り1ポートになってしまいます。

iPhone付属のUSB-C - Lightingケーブルを差し込んで充電しながらテザリングをすれば、もうポートはいっぱい。USB-Cハブを取りつけるとHDMI、USB-A、SDカードスロットなどを拡張できますが、今度は身の周りに増えているUSB-Cポートが足りなくなります。

半年ほど、そんな経験をしてきた筆者からすると、やはり2ポートというのは、もしもUSB-Cハブをつないだとしても、前述のようにUSB-Cポートを接続する数が限られてしまい、少し頼りない印象を拭えません。

ただ、一般の人にとっては、マウス、キーボードはワイヤレス接続、iPhoneとのデータのやり取りもiCloudで済ませます。ノートパソコンと違って、広いディスプレーも内蔵されており、拡張の必要性なし。

iMacにケーブルを差し込む機会を極めて少なくすることができるのも事実です。

4ポートモデルをあらかじめ選びたい

とはいえ、筆者は4ポートモデルを初めから選びたいと思いました。それは本体のThunderboltポートを生かしきりたい、と考えるからです。

確かにUSB-Cハブなどを接続することはできます。別途ご紹介しますが筆者はAnker PowerExpandという13のポートを拡張できるデバイスをデスクに用意しました。増えるのはUSB-AもしくはUSB-Cポート中心で、Thunderboltポートを拡張するものではありません。

この製品はThunderboltに対応していない代わりに価格を抑えた製品となっており、外付けSSDなどスピードを重視するストレージの場合、やはり本体のThunderboltポートに直接差し込みたいところです。

むしろ、Thunderboltポートを2つ空けながら、残りのUSB-Cポートでハブを介して拡張できれば目的を果たすことができます。実際、デスクでは、

・外付けSSDストレージ(本体) ・ビデオスイッチャーのATEM Mini Proのウェブカム接続(本体) ・USB-Cハブ(本体) ・Sidecar用のiPad Proの接続と給電(ハブ) ・外付けポータブルHDDもしくは、DVD-RWドライブ(ハブ) ・USBコンデンサマイク(ハブ) ・SDカード(ハブ) ・MacBook Proへの給電(ハブ) ・HHKB Professional Type-S Hybrid(ハブ)

を日常的に繋いでおり、電源接続されるハブは重宝する存在となりました。

前述の通り、2ポートモデルで不足しない使い方もあり、むしろ多くの人はそうではないかと思います。

しかし今までiMacを使っていたり、さまざまな拡張機器を新しいiMacでも生かしたいと考えている人は、迷わず4ポートモデルを選び、さらにUSB-Cハブを用意すると、デスク周りの配線もスッキリさせながらスムーズに新iMacへ移行できるのではないでしょうか。