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老舗スマートライト「Hue」のアプリ、大幅アップデートで使いやすくなったよ

ここまで来るのにアプリ4世代 分かかりました。

Philips(フィリップス)のHueアプリが、iOSとAndroidの両方で大幅アップデート。インターフェースが刷新され、自動化エンジンが改善、いくつかの微修正も入り、全体的に使いやすくなりました。

Pixel 5でアップデートしたHueアプリを試しましたが、起動スクリーンの色合いからしてがらっと変わっています。

背景やボタンにグラデーションが施され、Androidのインターフェースにありがちなフラットデザインのイメージから脱却しています。

部屋をタップしてみると、さらに違いがわかります。Hueアプリでは、あらかじめ設定したシーンに素早くアクセス、自分でシーンを追加しカスタマイズできる、新しいタイルインターフェースが採用されています。Hueのシーンギャラリーはもともと存在していましたが、少しごちゃっとしていました。第4世代のバージョンでは、整理され操作しやすくなりました。

モデルチェンジしたHueアプリは、前のバージョンと比較して、ボタンに質感があります

シーンを表示するために複数の画面をタップするのではなく、それぞれのルームでですぐに使えるようになりました

テレビと連動したスマートライトの設定をしたければ「エンターテイメントエリア」機能の3Dビューで、より正確な設定ができるように

「ルーチン」が刷新され「オートメーション」となりました。夜に照明をオフにしたり、家に帰宅する直前に徐々に照明を点けるなど、いくつかオートメーション用のプリセットが用意されています。位置情報を利用する機能はデバイスから設定できますが、リモートアクセスのためにPhilips Hueハブの設定も必要です。Androidデバイスであれば、アプリの位置情報の利用を許可し、バックグラウンドで動作するように設定する必要があります。

オートメーションの設定は以前のバージョンより簡単になりました。例えば帰宅時に照明をオンにする設定にする場合、アプリはオートメーションを毎回実行するのか、もしくは夕方だけ実行するのか確認してくれます。以前のバージョンでもそういった設定は可能でしたが、今回のバージョンアップにより、何ができるのか自分で考えてオートメーションの設定をしていくのではなく、アプリに聞かれたことに答えていくだけで簡単に設定できるようになりました。

HueアプリのグローバルプロダクトマネージャーのRonald Geerlings氏は、プレスイベントの中で、100以上の改善を行ったと述べています。インターフェースとオートメーションの刷新が大きな変更点で、小さな機能は「設定」にたくさん散りばめられています。例えば複数のHueブリッジを管理できるようになったり、「エンターテインメントエリア」も更新され多くの照明をより正確に設定できるようになりました。これはテレビの視聴体験を、Hueライトでよりいい感じにしたい人にとっては便利です。また新しく3Dビューが搭載され、ルームの中で自由に照明を動かすことができ、照明の高さやモノにぶつかるかぶつからないかも選択することが可能です。照明の色や大画面での表示や同期は、Hueアプリがよしなにやってくれます。

スマートホームアプリは、ガジェットをコントロールするための必要なことはすべて実現できますが、インターフェースが微妙なものも多くあります。iOSやAndroidのアプリストアで検索すると、公式アプリの他にサードパーティ製のアプリが多く出てくるのはそのせいです。Hueのアプリでは、照明をオンオフしたりシーンを変えるといった基本的な操作はできますが、ビジュアル面が少し劣っていました。またルーチンワークや自動化されたコマンドでスマートホームを使いこなしたい人たちにとっては、あまり評判は良くありませんでした。

新しいHueアプリは大きく改善されました。これは、フィリップス社が、Hueライトのエコシステム上で商品を愛用し続けているユーザーのニーズを見極めて改善しようとしてくれている企業の姿勢が感じられます。新バージョンのアプリはすでに日本でも利用可能で、夏の終わりにはダイナミックシーン機能が追加予定とのこと。この機能はで、1日のうちで照明の色を変えることが可能になります。