WWDC21で発表されたiPhone向けの次期最新OS「iOS 15」は、iPhone 6s以降をサポートしていますが、一部の機能はiPhone XS以降でしか使えないことが、報道により判明しました。
Apple製品情報を専門とするニュースサイトの9to5Macによると、iOS15の新機能を完全に利用できるのはA12 Bionic以降のチップを搭載したiPhoneのみとのこと。具体的には、iPhone XR・iPhone XS・iPhone 11・iPhone 11 Pro・iPhone SE(第2世代)・iPhone 12・iPhone 12 Proがこれに該当します。
iPhone XR以降のiPhoneでなければ利用できないiOS 15の新機能は、以下のとおりです。
・FaceTimeの空間オーディオ
これは、FaceTimeで話している人の声が、画面上に配置されている方向から来ているように聞こえるようにする機能です。
カメラのポートレートモードのように、新しいFaceTimeでは背景をぼかすことができます。
・マップのインタラクティブグローブ
iOS 15のマップアプリでは、山々や森などが3Dで表示されグラフィックが大幅に改善されていますが、これを利用できるのはiPhone XR以降のみとのこと。
同様に、ARで徒歩ルートを示す機能も新しいiPhoneでしか使えません。
「テキストの認識表示」とは、写真内の文字を自動認識してテキストデータに変換し、コピーしたり翻訳にかけたりできる機能です。