イオンリテールは5月13日、「AIカメラ」を導入すると発表した。店内で購入を迷っている顧客を見つけたり、立ち寄り時間が長い棚がどこかを判断したりすることで、接客や売り場レイアウトの改善につなげる。5月オープン予定の「イオンスタイル川口」(埼玉県川口市)からスタートし、約80店舗に順次導入予定だ。
同社は既に、商品の販売実績や天候・客数などの環境条件を分析し、割引時に適切な価格を提示する「AIカカク」を約140店舗で導入済だ。総菜のバーコードを読み取り、陳列数を入力すると適切な割引率を提示する。食品ロス削減の取り組みにもつながるほか、値下げや売り切り業務に関わる教育時間も軽減できるという。
2021-06-16 03:58:57