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独自エンジンで完全独立を目指す検索サービス「Brave Search」、ベータ提供開始

Brave Softwareは6月23日 (米国時間)、独自の検索エンジンによる検索機能「Brave Search」のベータ提供を開始した。デスクトップ版、iOS版、Android版の「Brave」ブラウザで検索オプションとして選べる。今後開発が順調に進めば、年内に「Brave Search」がBraveブラウザのデフォルト検索サービスになる。プライバシー保護を徹底した快適なブラウジング体験にはBraveブラウザとの組み合わせが望ましいが、他のブラウザでもsearch.brave.comにアクセスして検索機能を利用することが可能。

Braveが検索エンジンを買収、プライバシー指向の独自検索エンジン提供へ

Braveは今年3月に、検索エンジン「Tailcat」を買収し、Tailcatをベースにプライバシー指向の独自検索エンジンの開発に乗り出した。

BraveはユーザーのWeb利用からユーザープロファイルを作成せず、プライバシーを保護したブラウジングを可能にしている。「DuckDuckGo」も常に検索を匿名化するが、同サービスは独自のWebクローラーを使用しているものの、MicrosoftのBingのほか400を超えるソースからも結果を導き出しており、検索インデックスの独立性は不透明だ。Braveは独自にインデックスを作成し、完全に独立した検索の実現を目指している。ただし、現段階では一部で他の検索エンジンのAPIを利用しており、そこで検索の独立性をユーザーに伝える独立性指標を用意した。例えば、画像の検索でMicrosoftのBingを利用していたら、その結果では独立性の指標を引き下げる(他の検索エンジンのAPIを利用してもBrave Searchを通じた検索でユーザーがトラッキングされることはない)。

Braveの目標はユーザーのプライバシーを損なうことなく、完全な独立性と優れた検索品質を実現することであり、独立性指標はその目標に向けた「プログレスバーである」としている。

Brave Searchのベータサービスに広告は表示されないが、正式サービスでは「広告付きの無料検索」と「広告を表示しない有料検索」をユーザーが選択できるようにする。Braveの広告の計測やマッチングはデバイス上で処理され、閲覧履歴などをBraveブラウザがサーバーに送信することはない。BraveはWebブラウジングの広告配信に、広告収入をユーザーにも分配する「Brave Rewards」という仕組みを導入している。ブラウザにBAT (Basic Attention Token)というトークンを扱うBraveウォレットを統合しており、広告表示を希望するユーザーがブラウジングを通じた広告閲覧から報酬を得られる。検索サービスとしてBrave Searchの準備が整ったら、次の段階で検索広告にもBrave Rewardsの導入を検討しているとのこと。