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独自OS「HarmonyOS」で勝負に出るファーウェイがタブレットやスマートウォッチの新製品を発表

中国ファーウェイはイベントにて、新型タブレット「MatePad Pro」「MatePad 11」やスマートウォッチ「Huawei Watch 3」「Huawei Watch 3 Pro」を海外発表した。これらは独自開発OS「HarmonyOS」を搭載しているという意味でも、注目の製品だ。

PCやスマートフォンとの連携がポイント

ファーウェイはこれまでもMatePadシリーズのタブレットを展開してきたが、今回のMatePad ProとMatePad 11はAndroid OSではなく、HarmonyOSを搭載している。それにともない、画面下部にフローティングドックが存在するなど、米アップルの「iPadOS」とAndroid OSを合体させたようなインターフェイスとなっている。

それぞれ、12.6インチディスプレイと10.8インチディスプレイを搭載するMatePad ProとMatePad 11。上位モデルのMatePad Proでは最新プロセッサーや大容量バッテリーを搭載するだけでなく、8スピーカーや4マイク、3基のリアカメラを採用するなど、マルチメディア性能も高められている。

また両タブレットは、PCのサブモニタとして利用したり、あるいはスタイラスを組み合わせてドローイング用のタブレットとしても利用可能。さらにスマートフォンへの着信にタブレットから応答できるなど、PCやスマートフォンとの連携機能が強化されている。

デザイン刷新の新型スマートウォッチ

4年ぶりのモデルチェンジとなるHuawei Watch 3/3 Proだが、こちらにもスマートウォッチで一般的な米グーグルの「Wear OS」ではなく、HarmonyOSが搭載されている。HarmonyOSはスマートフォンやタブレットだけでなく、ウェアラブル製品や家電などにも幅広く利用できるのが特徴だ。

Huawei Watch 3では1.43インチのカーブ有機ELディスプレイを搭載。ディスプレイは1000ニトの明るさと60Hz駆動を実現している。4G通信にも対応し、リュウズ部分は「Apple Watch」と同じように回転させての操作が可能だ。

ヘルスケア機能としては、心拍数やSpO2(血中酸素飽和度)、皮膚温度、睡眠トラッキングやアクティビティの測定に対応。満充電状態では4G利用で3日間、省電力モードで14日間の利用が可能だ。なお通常モデルとは異なり、Proモデルでは本体素材にチタンが採用されている。

異型のデザインとなるP50

さらにイベントでは、次期フラッグシップスマートフォン「P50」のデザインが先行公開された。本体スペックなどのは公開されていないが、OSにはHarmonyOSが搭載され、さらに背面に巨大な2個のカメラ突起が存在していることがわかる。

なお先日、ファーウェイから分離したサブブランドの中国Honorも、P50とほぼ同一デザインのスマートフォン「Honor 50/50 Pro」を発表している。こちらでは背面に約1億画カメラが搭載されていたが、P50ではテレスコープカメラによる高倍率ズームなど、さらに高スペックなものとなるだろう。

米中貿易戦争のあおりをうけ、OSの独自開発という険しい道を選択せざるを得なかったファーウェイ。しかし初めて投入される製品を見る限り、その戦略はひとまず成功したと言って良さそうだ。