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VAIO Zに最適な5G SIMを探す、選ぶならどのブランド? 接続は大変/カンタン?

どこの5G SIMにしようか悩みどころ

前回、取材などで外出する機会もぽちぽちと増えてきたため、なる早でSIMを契約しなければとなっていたが、ようやく5G SIMを導入した。結果から言うと(うちの近所はほとんど5G通信なんてできないが)SIMを挿しただけで、あっさり接続してしまい、なんの苦労もなかった。最近は、ちゃんとAPM設定があらかじめ用意されているようだ。

簡単にこれまでの経緯を言うと、VAIO Zを購入するまでは、VAIO S11 RED EDITIONを活用していて、そのときもLTEモジュールつきにしていたので、データSIMを挿していた。

Wi-Fi環境も多く、それほど外出先で通信する機会も少ないと思ったため、いざというときに使えるようにすべく、極力安いSIMを選んでいた。それが、いまは楽天モバイルに買収されてしまったDMMモバイルだ。

買収後も乗り換えずにそのまま契約を続けていたが、VAIO Z購入時に5Gモジュールつきにするものの、うちの近所ではほとんど5G環境などなく、たとえ東京へ行ってもまだまだ限られているため、しばらくはいままで使っていたSIMを流用しようと思っていた。

ところが、VAIO S11のときはmicroSIM、VAIO ZはnanoSIMとサイズが違うため、SIMカッターでも使わない限り流用できず、かと言って今からDMMモバイルでnanoSIMへ切り替えるというのもナンセンス。だったら新規に5G対応のSIMに乗り換えたほうがいいだろうということで、今回新規に契約することにしたわけだ。

最近はようやく5G対応SIMが、MVNOからもぽちぽちと提供されるようになり、選択肢が増えてきている。ただ、エリアとかサービス面を考えると、ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアから選ぶか、それらのサブブランドを選ぶのが無難だと考えるだろう。

エリアとか価格とかいろいろと調べてみて費用対効果を考えてみたが、どこも横並びな感じで、以前よりはだいぶ安くはなっているものの、筆者の場合は「頻ぱんに利用することはない」「場合によってはまったく使わない月もあるかも」という感じなので、毎月の固定費は極力下げたいところ。

利用頻度は高くないとみて1GBまで0円のあそこに

そこで浮上したのが楽天モバイルだ。なにしろ「Rakuten UN-LIMIT VI」なら1GBまでは無料なので、使わない月は固定費も発生しない。1GBを越えても3GBまでなら1078円……と段階的にアップして行き、最大でも3278円だから、これまで3GBを超えたことのない筆者にとっては理想的な料金体系なのである。しかも新規契約なら3ヵ月無料で利用できる(もっと早く契約しとけば1年間だったが……)。

楽天モバイルのサイトより。ステップアップ式に課金されていくため、毎月20GB使うという人以外は金額的なメリットはある

とはいえ、不安もあることは確かだ。エリアを見ても4G(LTE)でさえまだまだ。auの回線を借りている地域が多い。auの回線だと最大5GBまでで、それを超えると1Mbps縛りとなる。さらに5Gのエリアも現状はほとんどピンポイント。うちのような都心から外れたような地域だと、いつになるのか皆目検討もつかない。

さすがに仕事で移動するような地域では、ほぼ使えるはずだが、よくいく旅先(最近コロナ禍でまったく旅行に行けてないが)は、ほぼau回線のようで。

そんな不安要素が頭を駆けめぐったものの、やはり料金設定は魅力的なわけで、あーだこーだ悩んだ末に、結局楽天モバイルにすることにした。読者的にも、ドコモやau、ソフトバンクだとつながって当たり前、速くて当たり前なイメージがあると思うので、楽天モバイルでどこまでできるのか知りたいのではなかろうか。

ということで、早速サイトから申し込むことに。楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT VI」だけで、通話のいらないデータSIMという扱いもない。ある意味わかりやすく、かけ放題などのオプションを付けない限り固定費はない。

サイトから申し込み。新規契約なので電話番号を選択。DMMモバイルはデータ通信契約だったのでMNPは使えない

木曜日の夕方に申し込みをしたが翌日の夜にSIMが発送され、土曜日には宅急便でSIMが無事届いた。かなりスピーディーだ。

とくに設定不要であっさり接続。5Gの速度は……

届いた包みには、SIMと冊子が入っていて、iPhoneとAndroidスマホでの利用方法は解説されていたが、Windowsマシンでの利用方法については一切記載されておらず……。ただAPNの情報は記載されていたので、これを入力すれば大丈夫なはずだと、早速VAIO Zに挿してみた。