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「着信時にフラッシュ」「利用可能なアプリを限る」知っている人だけがトクをするiPhoneの“実は知らない機能”5選

スマートフォンには、普通に暮らしているだけでは到底使わないであろう、さまざまな機能が搭載されています。知っていて使う機会がないだけの機能もあれば、スマホを買った時にはなかった未知の機能がアップデートによって知らぬ間に追加されていることもあります。

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こうした機能は、自力ですべてを試すのは骨が折れますが、ざっと概要だけ知っておけば、いつか役に立つことがあるかもしれません。

今回はターゲットをiPhoneに絞り、こうした「多くの人にとっては未知だがハマる人にはハマる」であろう5つの機能を紹介します。あまりメジャーではないマニアックな機能ばかりですが、もしかすると、前からずっと欲しかった機能が含まれているかもしれません。ぜひチェックしてみてください。

iPhoneの設定の「アクセシビリティ」の中には、“未知の機能”が数多く隠れています

その1:ガラケーを彷彿とさせる「着信時にフラッシュを点灯させる機能」

最初に紹介するのは、電話の着信時に、フラッシュを点灯させる機能です。

かつてガラケーからiPhoneに乗り換えた時に、電話の着信をLEDの点滅で通知してくれないことに驚いた人は多いのではないでしょうか。この機能は、iPhoneの背面に搭載された、写真撮影のためのLEDフラッシュを点滅させ、ユーザに電話の着信を伝える機能です。

懐中電灯としても使うフラッシュが点滅するためかなり派手で、真夜中の暗い部屋はもちろん、明るい部屋でもたちどころに着信に気がつきます。どうしても逃せない電話を待っている場合などには、たいへん重宝します。

特にiPhoneの場合、身の回りで所有している人が多いだけに、着信を音で知らせる設定だと、ほかの誰かのiPhoneと間違うこともしばしばですが、このLEDフラッシュ通知ならば一発で着信に気づきます。

ただしガラケーとは異なり、通知してくれるのはその瞬間に着信しているかどうかだけで、不在の間に着信があったかを、LEDの点滅であとから教えてくれる機能はありません。ガラケーのそれとは挙動が異なることは、知っておいたほうがよいでしょう。

その2:ヘッドホンで耳を覆っている時に代わりに音を聞き取る「サウンド認識」

iPhoneには「サウンド認識」という機能が搭載されています。これはヘッドホンなどで耳を覆っていて音が聞こえない場合に、iPhoneのマイクが代理で音を聞き取り、そのことを音の種類とともにポップアップで教えてくれる機能です。具体的な音の種類としては、サイレンや火災報知器のほか、ドアホン、さらには赤ちゃんの泣き声まで、さまざまな音を認識できます。

イヤホンやヘッドホンをしている時に活用すると便利なこの機能、もともとは耳が不自由な人をサポートするアクセシビリティ機能のひとつですが、日頃からイヤホンを愛用していて、家族が呼ぶ声や、電話やインターホンの音を聞き逃している人にとっては、そうしたミスをなくすのに重宝します。

ちなみに、どのようなサウンドを認識するかは自由に選択できますので、例えばドアのノックだけを有効にしておくといった使い方も可能です。「電気器具」などやや誤検出が多いサウンドもありますので、明らかに不要なものを除いては全部オンにし、誤反応をしたものを外していけば、実用的なサウンドだけが残るはずです。

その3:なにげに便利? ボタンのない背面で操作を実行できる「背面タップ機能」

次に紹介するのは、背面タップ機能です。これはiPhoneの背面をダブルタップもしくはトリプルタップすることで、特定の操作が実行できるという機能です。具体的には音量を下げたり、Siriを立ち上げたり、スクリーンショットを取ったりといった具合に、さまざまな操作を割り当てられます。

特に物理的なボタンがあるわけでもなければ、またタッチパネルでもない背面を叩いて操作できるというユニークな機能ゆえ、iOS 14へのアップデートでこの機能が初めて追加された時には、ネット上でも話題になりました。

もっとも、背面のタップは無意識に行っていることも多いため、スクリーンショットなどの機能を割り当てていると、iPhoneをポケットに入れている間に知らないうちに大量のスクリーンショットが保存されてしまうなど、誤操作につながることがあります。ダブルタップにはあえて機能を割り当てず、誤操作が起きにくいトリプルタップにのみ機能を割り当てるというのもひとつの方法でしょう。

また割り当てる機能は、音量のミュートのように、うっかり誤操作をしても誰にも迷惑をかけない機能がおすすめです。いつの間にか実行されるとトラブルにつながりかねない機能、例えば音量を上げる機能などは避けたほうが無難でしょう。何かひとつ機能を割り当てたら、日常利用の中で不用意に起動しないかどうか、テストしつつ使うのが、うまく活用するためのコツと言えそうです。

その4:他人に貸したiPhoneをあちこち覗かれないための「アクセスガイド」

写真を撮ってもらうために相手に一時的にiPhoneを貸す場合など、ほかの機能を勝手に使われたり、プライベートなデータを覗き見られないか、心配になることが稀にあります。こうした場合に便利なのが「アクセスガイド」という機能です。

これは、利用できるアプリを一時的にひとつだけに絞る機能で、写真を撮ってもらう場合に利用対象をカメラアプリだけに限定しておけば、勝手にブラウザを起動されたり、メールやSMSを開かれることもありません。

またアプリ内の特定のボタンだけ無効化することもできますので、カメラアプリで写真以外(ビデオやパノラマなど)に切り替えさせないといった使い方もできるほか、時間制限などのオプションもあり、組み合わせ次第でさまざまな制限をかけられます。

おもに他人にiPhoneを一時的に貸す場合に大活躍するこの機能ですが、利用できるアプリがひとつしか選べないため、iPhoneで音楽を聴きながら設定を完了させると、音楽の停止や音量調整すらできなくなったりと、いまいち融通がきかない一面もあります。もちろん管理者であればすぐに無効化できますので実害はないのですが、試す時には解除の方法(トリプルクリック)は、しっかりと把握しておきましょう。

その5:スマホ依存を防ぐ?ちょっと変わったアプローチ「カラーフィルタ」

最後に紹介するのは、iPhoneの画面をカラーからモノクロに変更する「カラーフィルタ」機能です。もともとは色覚に障がいがある人向けの、色の違いを見分けやすくするための機能ですが、画面がモノクロになることでスマホを長時間見る気が失せ、スマホ依存の防止につながるとして、先日ネットで話題になった技です。

これらはアクセシビリティの機能のひとつで、ショートカットで「カラーフィルタ」を選択することによって、電源ボタンのトリプルクリックで、オン・オフが可能になります。モノクロ以外にもいくつか選択肢があり、それらは「画面表示とテキストサイズ」の中で設定します。

実際にモノクロ表示に切り替えると、写真や動画などを見る意欲が確かに減少するほか、色でアイテムを判別しているゲームではプレイ自体が困難になり、結果的にスマホを使う時間の減少につながります。本来の用途とは異なる使い方ですが、標準で搭載されている機能ということで、試してみてもよいのではないでしょうか。