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Apple、ハリウッドにApple TV+専用の撮影拠点を設ける可能性

Appleは、Apple TV+専用の撮影拠点を設けるため、米カリフォルニア州ロサンゼルスに広大な用地を探していると報じられています。

Apple TV+の撮影拠点をロサンゼルスに

Appleは不動産開発会社の幹部に対し、Apple TV+のコンテンツ製作のため、ロサンゼルスのリース物件を求めているとの意向を伝えたようです。この新拠点の規模は、テレビ番組や映画を製作するのに十分なスペースを確保する必要があるため、50万平方フィート(4万6,000平方メートル)を超える可能性があります。

ロサンゼルス市内で製作が可能なスペースの多くは、常にコンテンツを提供しなければならないスタジオが数カ月先まで予約を入れているため、企業は直接スペースを確保したり、数年単位でリース契約を結ぶ必要があります。

Apple、他のストリーミングサービスに対抗の姿勢

今年1月にマイク・モサラム氏が、ロサンゼルスの製作・不動産担当幹部としてAppleに入社していますが、同社の撮影拠点における戦略統括を目指しているようです。モサラム氏は以前、Netflixで製作企画とスタジオリースを担当していました。

Appleはこの新拠点を設けることで、ハリウッドでの存在感を高めたいと考えているとのことです。同社は現在、ロサンゼルスをはじめとする世界各地にApple TV+の番組・映画撮影用の防音スタジオをリースしていますが、専用の撮影拠点を設けることで製作プロセスを効率化し、他のストリーミングサービスに対抗していくというAppleの姿勢が見て取れます。