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iPhone 13(仮)はミリ波対応地域が拡大、大型バッテリー搭載でお値段据え置きのうわさ

今年秋、おそらく9月に発表される次期フラッグシップiPhone 13(仮)シリーズについて、5Gミリ波対応の地域が拡大されるほか、バッテリー容量が増やされるとの観測が報じられています。

台湾の調査会社TrendForceによると、iPhone 13シリーズは5Gミリ波のサポートを米国以外の諸国にも広げるとのことです。ちなみにミリ波とは、一般的には30GHz~300GHz帯の高い周波数のこと。5Gで利用する2つの周波数のひとつであり、もう1つの「Sub 6」(6GHz未満の低い周波数)がそこそこの通信速度で広いエリアをカバーしやすいのに対して、ミリ波は通信速度が速い一方で遮へい物などに弱いため、都心部など基地局を密に配置できるエリアに限られています。

2020年モデルのiPhone 12シリーズでは、ミリ波対応は米国向けモデルに限られ、日本向けモデルでは非対応です。それが今年の最新モデルでは、より利用できる地域が拡大される見通しというわけです。

さてTrendForce報告に戻ると、iPhone 13シリーズに搭載されるSoC(通称A15(仮))は5nm+プロセスで製造され、パフォーマンスの向上と消費電力の低減を実現すると推測されています。ここまでの観測は、これまでの噂話をほぼ再確認しているかっこうです。

またiPhone 13モデルでは、新たな省スペースの内部設計により、より大容量のバッテリーが搭載されるとのことです。すなわち充電回路基板を従来のリジッドフレックス基板(折り曲げられるフレキシブル基板と硬い材質からなるリジッド基板を一体化した基板)から、SiP(システム・イン・パッケージ/複数のチップを1つのパッケージに収める)とフレキシブル基板を組み合わせた新デザインに変わると説明されています。

さらに注目すべきは、iPhone 13のお値段がiPhone 12と同程度になるとの見通しでしょう。TrendForceは、アップルが「積極的な価格戦略を維持」することで、iPhoneの出荷台数を2年連続で増加を維持できる可能性が高いと述べています。iPhone 12シリーズも5G対応しながら手頃な価格にしたことで、iPhone 11よりも2か月早く累計販売台数1億台を突破したとの推測もありました。

なぜ、前年モデルとそう値段が変わらない見通しなのか。その理由は「最新モデルがハードウェアの大幅なアップグレードを伴わない」ため……ということで、カメラが改善されて最新のA15 Bionicが載る他は大した変更がないとの観測がまた補強された感があります。

ただ、iPhone 13のうちProモデルでは、動画撮影もポートレートモード(背景ぼかし)に対応、ProRes記録が可能になるなど、カメラ機能にめざましい改良があるとの予想もあります。ほかProモデルの画面はリフレッシュレートが従来の60Hzから120Hzに上がり、常時表示に対応するとの噂もあり、クリエイティブのプロや表示の反応速度を求めるユーザーには“刺さる”製品となるのかもしれません。