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スマホが熱くなる原因は?サーモグラフィの結果を元に冷やし方などプロが解説

今年の夏も猛暑日が続いているが、「炎天下で動画撮影していたらスマホが熱くなった」「長時間ゲームをしていたらスマホが熱くて画面がカクつく」といった体験をしたことはないだろうか。気温が上昇するとスマホは熱くなりやすくなり、長時間の動画撮影や動画視聴、ゲームなどは、スマホに負荷が多く本体が熱くなりがちだ。

では、どういった操作を行うとスマホが熱くなりやすいのか?スマホが熱くなりがちな操作を行いサーモグラフィを使って、その温度を計測してみた。熱くなりやすいメカニズムや対処法、正しいスマホの冷やし方を伝えよう。

CPUの負荷や環境温度の影響でスマホが熱くなる

まずはスマホが熱くなるケースを簡単に説明しよう。そもそもスマホ本体は、夏の炎天下など、環境温度が高くなれば、熱くなりやすく冷めにくくなる。加えて、スマホ内部のCPUやカメラ、通信制御部なども発熱源となる。長時間のゲームや動画撮影、動画視聴など、CPUやカメラ、通信制御部に負荷がかかった状態が続くと、スマホが熱くなりがちだ。また、充電処理も熱が発生するので、充電しながらスマホを操作する「ながら充電」は、よりスマホが熱くなってしまう。

パソコンであれば内部温度が上昇すると排熱用のファンなどで熱を下げることができるが、小型のスマホにはそれがない。スマホそのものから熱を放散して温度を下げる方法しかないため、発熱量が放熱量を上回るとスマホが熱くなるのだ。

とはいえ、スマホ本体の中にはいくつか温度センサーが内蔵されていて、ある一定の温度以上にならないように、CPUの処理速度などを落としたり、画面の輝度を落としたり、充電を止めたり、カメラ機能を止めたりする「セーフティ機能」が作動する仕組みになっている。

そのスマホのセーフティ機能が作動することによって、「表示がカクつく」「充電ができない(充電が止まる)」「カメラが起動しない」といった症状が現れる。それらは「スマホが故障した」と思いがちだが、実は「低温やけどの発生につながる温度上昇を抑える」ための意図的な動作なのだ。

ゲームか動画撮影か?いちばん熱くなるスマホはどれ?

実際に、どういう動作がスマホの温度を上げるのかを編集部で実験してみた。概要はこちら。

①同一スペック・同一電池残量のスマホを4台用意。
②エアコン温度設定26℃の室内で「ゲーム」「動画撮影(4K)」「動画視聴(YouTube)」「ながら充電(充電&ネットサーフィン)」をそれぞれ10分間行う。
③10分後のスマホ温度をサーモグラフィで確認。

実験前のスマホの温度をサーモグラフィで見ると27.3℃だ。