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最新iOS 15.2では、ロックされたiPhoneをパソコンなしでリセットできる! しかしちょっとした落とし穴も?

iPhoneユーザーのみなさんは、うっかりロック解除のパスコードを忘れてしまい解除不可になってしまったことはないだろうか。自分が覚えやすいコードにしていることが多く、もしかしたらあまり経験した人はいないかもしれないが、そういった場合の解決法が実は今回の最新iOSのリリースで改善された。そのメリットとは、何なのか。他の改善点も一緒に紹介していこう。

絶望的状況を救う?iPhone本体で初期化が可能

iPhone のロック画面で、何度も間違えてパスコードを入力すると、「iPhone を使用できません」という警告が表示される。この経験をした人は多いはず。友人や家族のiPhoneにわざと間違ったコードを入れ、しばらく使えないようにしたなんてちょっとしたいたずらをしてしまったということもあるかもしれない。

ところが、本当にうっかりパスコードを忘れて自分でも解除ができない時は、iPhone本体だけでは解決法がなかった。というのも、MacやPCを用意して接続し、iPhone をリカバリモードにして初期化するしか手がなかったのだ。この方法では、MacやPCを持っていなかったり外出先だったりした場合絶望の淵に立たされる羽目になる。

12月14日に配信が開始された「iOS 15.2」では、この点が改善され、iPhone本体のみで初期化ができるようになったという。その方法は、パスコード入力を上限回数まで失敗した後、画面下部に表示される「iPhoneを消去する」オプションを使うだけ。データの消去に同意してから、Apple IDのパスワードを入力してアカウントの登録を解除すれば、初期化が完了する。

ところが「便利になった……」と安心しきるのはちょっと早いかもしれない。

MacやPCなくても大丈夫。でもWi-Fiや通信回線がないとアウト

この方法であれば、たとえMacやPCを持っていなかったとしても初期化、バックアップからデータを復元、パスコードの再設定が可能だ。絶望の淵に立たされる心配もなくなるだろう。ちなみにiPadでもiPadOS 15.2で同様の改善がされた。

しかし、これはデバイスがWi-Fiや通信回線に接続されている場合のみ。何らかの原因で通信状況が不安定な時はApple IDの認証で失敗し、先に進めず初期化ができないそう。この場合はどうなるかというと、結局iOS 15.2前のバージョンと同じように、MacやPCを使った方法をとらなければならない。通信設備が整っていない山奥に行く場合などは要注意だ。

この変更に対しネット上からは「これは便利」「パソコン使わなくて良くなるのはいいね」など好意的な反応がある一方で、「自分のスマホのパスコードを忘れるような奴は、Apple IDのパスワードなんて覚えてないだろけどね」といった厳しい声も聞こえてきた。また、「いや、これは紛失や盗まれた場合困る事にならないか?安易に初期化して自分の物に出来る事になるんじゃ?」というセキュリティ面を不安視する意見も見られた。

とはいっても、iOS 15.2でユーザーにうれしい新機能がいくつか追加されたり改善されたりしているのは事実。例えばSiriを使ってミュージックにアクセスできる、新しいサブスクリプションタイプ「Apple Music Voice」や、省電力モード中の“iPhoneを探す”で最大5時間検出することが可能となるなど、iPhoneを楽しむツールや、緊急時の機能がより充実したようだ。

万が一の時のためにも、iOS 15.2に対応しているiPhoneユーザーのみなさんは、アップデートを検討してみてはどうだろうか。