PCに詳しくない人に操作方法を教えたり問題解決を手伝ったりする際はリモート操作アプリを使うと便利ですが、「リモート操作アプリのインストール手順が複雑」「リモート操作アプリが安全か分からない」といった問題も存在します。Windowsに標準搭載されているリモート操作アプリ「クイック アシスト」ならインストール不要&シンプル操作でPC初心者でも簡単に使えるとのことなので、実際に「クイック アシスト」でリモート操作する&操作される手順を確かめてみました。
リモート接続で PC の問題を解決する
まずは、リモート操作する側の設定手順を確認します。スタートメニューを開き、「クイック アシスト」を検索してクリック。
「クイック アシスト」が起動すると、「支援を受ける」「支援を提供する」という選択肢が表示されます。リモート操作する側の人は、画面下部の「他のユーザーを支援する」をクリックすればOK。
すると、Microsoftアカウントでのサインインを求められるのでメールアドレスを入力して「次へ」をクリックします。Microsoftアカウントが必要なのはリモート操作する側のみで、リモート操作される人がアカウントを準備する必要はありません。
初回起動時はサインインの状態を維持するか確認されるので、今回は「はい」を選択。これで次回以降パスワードを入力する必要がなくなります。
次に、操作される側の手順を確認します。まずはスタートメニューで「クイック アシスト」を検索して、クリック。
実際に「クイック アシスト」を使ってみたところ、リモート操作する側はMicrosoftアカウントでサインインするだけ、操作される側は6桁の番号を入力するだけで遠隔支援が可能でした。Windowsに標準搭載されているアプリなので外部アプリをインストールする必要なく使えるのも大きな魅力です。
2021-12-30 18:00:42