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KEFのフラッグシップスピーカー「BLADE」「THE REFERENCE」がリニューアル。MATテクノロジーを採用した第12世代Uni-Qドライバーを搭載し、音が進化!

両モデルの改良点は、ユニットにKEFの独自技術MAT(Metamaterial Absorption Technology)が採用されたことだろう。MATは、ひじょうに複雑な迷路の様な構造を持つデバイスで、それぞれの入り組んだ回路が特定の周波数帯を効率的に吸収する。これをスピーカーユニットと組み合わせることで、両モデルでも高域の歪みを99%除去、ピュアで自然なサウンドを実現する。

今回の新製品にはMATを搭載した第12世代Uni-Qドライバーが使われている。第12世代Uni-Qドライバーは、全帯域で最大限の性能を発揮するように設計されており、数十年に渡る同社のテクノロジーの蓄積と、最先端のシミュレーション・解析ツールの応用から生まれたものだ。

上位機のBladeは、2009年のミュンヘンハイエンドショウで発表されたモデルで、本体正面にUni-Qドライバーを1基、左右の側面にウーファーを各2基の合計4基搭載している。

この5つのドライバーは、低域、中域、高域がひとつの点(音響芯)から放射される点音源の音響響的理想を実現できるように配置される。この技術はSingle Apparent Source Technologyと名付けられており、この手法によってBladeは、すべての可聴周波数帯域で驚くほど位相と振幅が整い、よりリアルで没入感のあるサウンドを達成している。

クロスオーバーの設計も強化され、信号経路を微調整し最高の透明度を実現した。さらにWBT社製コネクターも搭載され、バイワイアリングまたはバイアンプによる伝送が選べる点も従来モデルから踏襲している。

またBladeはその名の通りプロペラの羽のような美しいフォルムが特徴だが、今回もそのデザインが踏襲されている。トップからボトム、フロントからリアへと優雅にテーパーを描く丸みを帯びたエンクロージャーは、超高密度ポリウレタン複合材で作られ、複雑な放物線カーブは、定在波を排除するために巧妙に設計されている。

Blade One MetaとBlade Two Metaは、Uno-Qドライバーは共通で、ウーファーのサイズが異なる兄弟モデル。どちらも5種類のキャビネット仕上げと 6種類のドライバーコーンカラーをブレンドした8種類の仕上げが選択できる。さらに、スピーカーキャビネットのカスタマイズも可能で、好みのカラーセットで、自分だけのBladeを作ることもできる(カスタマイズ仕上げは6月から受注開始予定)。

The ReferenceはKEFのベンチマークとなるシリーズで、Blade同様に英国メイドストーンの工場で、熟練した職人の手作業によって製造されている。

ラインナップは従来モデルと同じで、3ウェイ5スピーカーのReference 5 Metaを筆頭に、3ウェイ3スピーカーのReference3 Meta、3ウェイ2スピーカーのReference 1 Meta、さらにセンタースピーカー2モデルが準備される。

こちらも第12世代Uni-Qドライバーの搭載により、高域と中域の特性や、明瞭な低音再生を実現した。ウーファーユニットは、巨大なベント付きマグネット・アセンブリー、大型アルミニウム・ボイスコイル、軽量で剛性の高い合金コーンを採用。これらすべての技術の結果として、優れた音量、ダイナミクス、パワーハンドリングが可能となっている。

The Referenceシリーズのキャビネットは、有限要素解析により、側面からの二次放射を最小化するための理想的な形状を採用、わずかな振動も熱に変えるために、制振材を用いた拘束層減衰素材が使われている。

仕上げは、ハイグロスやペアマッチのリッチなウッドを採用。3種類のキャビネット仕上げと5種類のドライブユニットカラーの組み合わせで、5種類のカラリングから選べるようになっている。

なおStereoSound ONLINEでは、今回の新製品の取材も予定している。試聴でき次第、潮晴男さんによるリポートをお届けするのでお楽しみに。