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アップル製品ユーザーだけが可能な『全集中の呼吸』、iOS 15の集中モードを使いこなす

iOS 15から利用可能な『集中モード』

いつ何時でも、誰とでも連絡が取れるのは便利ではあるが、日中は四六時中誰かからメールやメッセージが来て集中できない……という人も多いのではないだろうか?

筆者も、メルマガなども合わせると1日あたり200~300通のメール、メッセージ、Slack、電話……などの連絡を受ける日もある。

また、仕事中でも、FacebookやTwitterの通知や、友達や友達登録されたショップからのLINEで集中を途切れさせられることも多い。

かくいう筆者も、こういう原稿を書く時に、頭の中で構想を練り、それを書き出していくので、ひとたび通知で集中が切れると、もういちど原稿を書くモードに戻るまでかなりの時間がかかる。一説によると、いったん切れた集中を取り戻すには、30分ほどかかるらしい。だから、原稿を書く仕事をする人は、昼間は連絡ごとなどオフィスワークに使って、夜に原稿を書くと言う人も多い。しかし、それでは少々不健康。

そこで、利用をお勧めしたいのがiOS 15から搭載されている『集中モード』だ。集中モードは、iOS 14まで搭載されていた『おやすみモード』(英語版では『Do Not Disturb』つまり『邪魔しないで』というニュアンスだったので、寝ているとは限らないのだが)の発展版。さまざまな通知のモードをあらかじめ自分で作って設定しておき、切り替えて活用することができる。

仕事とプライベートをすっきりと切り替え

たとえば筆者は、『仕事』『パーソナル』『睡眠』『原稿執筆』の4つのモードを作っている。

『仕事』では、FacebookやTwitterなどのSNSや、LINEの通知をオフにする。これで、SNSの通知から雑然としたニュースサイトや、Togetterの海にさ迷い出てしまうことがなくなる。

『パーソナル』では、逆に仕事のメールやSlackの通知をオフにする。夜のリラックスタイムや、休日に仕事の通知を見ないことで、ストレスを下げることができる。どうしても気になるなら自分でアプリを立ち上げればいい。あくまで『通知の呪縛』から自分を開放する手段が『集中モード』だ。また、緊急電話がかかってくる可能性のあるスタッフなどの番号は除外しておくこともできる。

『睡眠』時は、緊急以外の電話はスルーするようにしている。ヘルスケアの睡眠と違って、こちらは、就寝2時間ぐらい前からオンにして、寝る前に心が乱れないようにしている。夜中でも電話がかかってくる可能性のある家族、特に緊急事態が起こりかねない高齢の親の電話番号などは、通知を許可しておくこともできる。

1時間の『全集中』で、仕事を効率化

そして、私がお勧めなのが『原稿執筆』というモードだ。

仕事中でも、とりわけ原稿に集中したい時、メールやSlackなどの通知も来ないように、一切の通知を切った『全集中』のモードというわけだ。

iPhone、iPad、Mac、Apple Watchを使っていると、すべてのデバイスの通知を連動させることができる。

この『集中モード』の切り替えは、iPhoneやApple Watch、、iPad、Macのコントロールセンターから切り替えることができる。『…』をタップしたり、ボタンを長押ししたりすると、『1時間』『今日の夜まで』『この場所から出発するまで』などの選択肢が出てくる。

「1時間だけ全集中する」とか、「コワーキングスペースにいる間は全集中する」というような使い方に最適だ。

通知を完全に切るのは不安だが、1時間ぐらいなら余程のことでなければ、集中を切ってから折り返しても間に合う。

『通知の奴隷』から、自分自身の集中力を取り戻すために、ぜひご活用いただきたい。私も、今『原稿執筆』のモードを使って、今この原稿を1時間で書き上げたところだ。