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iPhoneのサブスク型購入プランはゲームチェンジャー~業界の課題を解決できる可能性

Appleが導入すると噂されているiPhoneのサブスク型購入プランについて、調査会社のCounterpointはスマートフォン業界の「ゲームチェンジャー」になる可能性があると指摘しています。

サブスク型購入プランの導入により、この業界が抱える課題を解決できる可能性があるとのことです。

買い換えサイクルの長期化と平均販売価格の安定に対応

Counterpointはサブスク型購入プランによってスマートフォン業界が抱える5つの課題が解決される可能性があるとしています。

1つ目の課題は買い換えサイクルの長期化です。

最近のスマートフォンは性能や品質が上がり、OSのアップデート期間も長くなっていることから、同じ端末を長く使えるようになりました。iPhoneの買い換えサイクルは30カ月以上だといいます。

このことはユーザーにとってはメリットですが、メーカーにとってはスマートフォン販売台数の減少につながります。

だからといって端末の性能や品質、そしてOSのサポートを劣化させるわけにはいきません。

サブスク型購入プランの場合、ユーザーが頻繁に最新の端末にアップグレードすることになるため、メーカーにとっては新製品の出荷台数の増加につながるでしょう。

2つ目の課題は平均販売価格(ASP)の安定です。

以前に比べてiPhoneが他のスマートフォンに比べて必ずしも高価ではなくなっています。

しかしながら、iPhoneの価格を大きく上げればユーザーが他のスマートフォンを選ぶ可能性があり、悪い意味で平均販売価格が「安定」してしまっているそうです。

サブスク型購入プランを導入すれば、ユーザーの初期導入コストを抑えることができ、より高いASPをターゲットに製品を開発することができるようになるでしょう。

安定したサービス収入の実現と地域ごとの市場構造の違いを吸収

3つ目はサービス部門の不安定な収入です。

AppleはApple Music、iCloudなどさまざまなサービスを提供していますが、その収入は2021年第4四半期(10月~12月)時点で全収入の15%に過ぎません。

また、サービスは一般的に簡単に解約できるため、収入が不安定である点も課題だといいます。

iPhoneのサブスク型購入プランはさまざまなサービスがセットになると考えられており、長期的なサービスへの加入の保証が得られ、サービスを安定した収入源とすることが可能になります。

4つ目はスマートフォンの地域ごとの市場構造が異なるという点です。

スマートフォンの市場は大きく分けで3つあるといいます。

ユーザーが端末を前払いで購入するオープンチャンネル市場

キャリア主導で端末代金を補助する市場

キャリア主導で端末代金を月賦で購入する市場

Appleが自らサブスク型購入プランを提供すれば、全ての市場を同じ土俵に乗せることが可能になるでしょう。

最後が中古端末の流通と販売です。

現在でもiPhoneは中古スマートフォン市場で人気ですが、その販売は中古端末販売業者がおこなっています。

サブスク型購入プランではAppleが使用済みの端末を回収するため、修理から再販まで、中古端末のバリューチェーン全体を管理することが可能です。

中古端末に対してAppleが保証を付けて販売することができ、より高い値段で中古端末を流通させることができるでしょう。

世界的なサステナビリティへの取り組みにも合致しています。

これらの理由からiPhoneのサブスク型購入プランはスマートフォン業界のあり方を変える、「ゲームチェンジャー」となる可能性があるとのことです。