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「エプソンスクエア丸の内」がリニューアルオープン! ギャラリー特別企画展「熱で揺らぐ地球 -気候変動と未来- 」でエプソンが訴える環境への取り組みの重要性

エプソンは2022年3月24日、社会課題解決に向けた顧客との共創の場として、ショールームエプソンスクエア丸の内をリニューアルオープンした。

エプソンスクエア丸の内は、商品やサービスのリアルな体験・体感を通じてソリューションを提案する場として、2019年5月にオープン。しかし2021年の長期ビジョン「Epson 25 Renewed」の策定を機に、環境への取り組みなどより具体的な社会課題解決に向けた発信を行い、顧客やパートナーと課題解決を図る共創の場とするためにこの度リニューアルオープンの運びとなった。

リニューアルオープンに合わせ、エプソンスクエア丸の内に併設されたギャラリー展示スペースでは特別企画展「熱で揺らぐ地球 -気候変動と未来- 」を開催。日経ナショナル ジオグラフィック社が所有する写真を通じ、変化する地球を視覚的に訴え、気候変動が地球環境にもたらす現実を直視してもらうことが狙いだ。

特別企画展の開催を記念し、エプソン販売・販売推進本部マーケティング企画推進部部長の大澤洋一が日経ナショナル ジオグラフィック・社長補佐の戸田顕司を迎え、トークイベントを行った。

大澤は冒頭、エプソンスクエア丸の内のリニューアルの概要と特別企画展の狙いについて説明した。

「エプソングループでは、取り組むべき重要活動を『環境』『DX』『共創』と定めており、なかでも環境については特に重要な取り組みとしてリニューアルに反映しています。お客様にもそのような当社の考えを少しでも知っていただきたいと考え、リニューアルオープンを飾る写真展では『写真の力で温暖化を克服する未来を考えるきっかけ』となる特別企画展を開催しました。日経ナショナル ジオグラフィック社様の豊富なコンテンツをお借りし、それを当社の強みであるインクジェットプリンターで出力したコラボ企画となっています。また、少しでも多くのお客様にこの写真展を見ていただき、地球の未来を考えていただきたいとの想いから、このトークイベントの開催に至りました」

続いて戸田は、特別企画展に展示されている29作品のなかからいくつかをピックアップし解説した。戸田がまず紹介したのは、南極半島に生息するアデリーペンギンのひなが、泥まみれの体を振って水を飛ばそうとしている写真だ。

「水気をはじく羽毛がまだ少ないひなは、濡れたまま風に当たると体温を奪われ、凍死してしまいます。南極半島西部の冬の気温は、観測が始まった1950年代から5℃以上も上昇しています。世界で最も乾燥した場所だったのが、温暖化で海水が蒸発するようになり、雪や雨が降るようになりました」

気候変動により、ひなの凍死リスクが高まっているというのだ。1904年にはアデリーペンギンの大群がいたという記録が残っているが、2018年時点で巣は6カ所しかなく、90%以上が消失してしまったという。この作品は、温暖化が動物界にもたらす影響を物語っている。

温暖化がもたらす影響に対し、人間にはなすすべがないのだろうか。同企画展では、希望を示す写真も展示された。

「こちらは、釧路市丹頂鶴自然公園にたたずむタンチョウの親子です。この自然公園は、タンチョウの保護増殖のために1959年に開園して以来、自然繁殖や人工繁殖に取り組み、多くのひなの成長を見守ってきました。一時は日本で絶滅したと考えられていたタンチョウですが、大正時代に釧路地方で十数羽が確認され、戦後に保護活動が活発化。いまでは生息数も増えています」(戸田)

自然環境を改善することは不可能ではないのだ。大澤は、いまこそ行動を起こすべきであると強調する。

「普段の生活では、いま世界でここまで地球温暖化が進んでいることを知るのは難しいのではないかと思います。しかし、このような写真を実際に目の当たりにすると、本当に早急な環境対策が必要なのだと改めて実感します」

エプソンは1988年にフロンレス宣言を行い、93年に全世界で達成するなど、早くから環境への取り組みを積極的に行ってきた。大澤は、そうした流れのなかで2021年に改定した「環境ビジョン2050」について説明した。

「2050年までに『カーボンマイナス』『地下資源※消費ゼロ』を達成することを目標に掲げ、それに向け具体的な取り組みを進めています。まず商品の製造工程において、再生可能エネルギーの活用や製品の小型軽量化/再生材活用などにより、『脱炭素』『資源循環』に取り組んでいます。また、低消費電力化や長寿命化など、『お客様のもとでの環境負荷低減』につながる商品やサービスを提供したり、新たな『環境技術開発』に取り組んだりしています」

※原油、金属などの枯渇性資源

『お客様のもとでの環境負荷低減』について、エプソンはインクジェットプリンターと乾式オフィス製紙機「ペーパーラボ」の導入により、使用済み用紙から新たな紙を再生することでオフィス内での紙循環を実現する、「環境配慮型オフィス」の提案を行っている。しかもそれをただ提案するだけでなく、自社でも実践している。