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フォーブスが選ぶアジアの30 UNDER 30 中国出身のWeb3起業家とは

フォーブスが5月27日に発表した、「30 UNDER 30 ASIA」の2022年版には、アジア太平洋地域で活躍する総勢300人の30歳未満の起業家やクリエイター、アスリートらが選出された。ここではその中からWeb3のトレンドの最前線に立つ起業家らを紹介する。

中国出身の27歳の起業家のリサ・フェン(Risa Feng)は、Web3時代のソーシャルメディアであるBUDを2019年に共同創業した。BUDのアプリのユーザーは、可愛いアバターなどの3Dコンテンツをノーコードで作成して、他のユーザーたちと友達になったり、チャットをしたり、ゲームで対戦することが可能だ。

フェンはこのアプリの正確なユーザー数の公表を控えているが、調査企業Sensor Towerのデータによると昨年10月に始動したBUDのアプリは、グーグルのGoogle PlayとアップルのApp Storeで1250万回ダウンロードされている。

「インターネットのコミュニケーションの中心は、テキストから写真、そしてビデオへと変わっていった。次の流れをつくるのは、3Dのインタラクティブなコンテンツになるはずだと思った」と、フェンは語る。

中国生まれのフェンは、コーネル大学でコンピューターサイエンスと数学の学士号を取得した後、2017年にAR(拡張現実)チームのエンジニアとして米国のスナップ(Snap)に入社した。彼女はそこで、スナップチャットで人気のフィルターの開発に携わった。

フェンは、Snapの元同僚のShawn LinとともにBUDを設立し、約2年間をかけて独自のメタバースを作り上げた。そして、今年2月のシリーズA+ラウンドで、1500万ドルの資金をGGV CapitalやQiming Venture Partnersなどから調達した。さらに、5月にはセコイア・キャピタル・インディアが主導したシリーズBで、3700万ドル(約47億円)近くを調達した。

セコイア・キャピタル・インディアのAakash KapooによるとBUDのアプリは世界38カ国でソーシャルアプリのトップ10に入ったという。「我々は、BUDが打ち出したロードマップに非常に興奮している」とKapooらは23日の声明で述べていた。

シンガポールを拠点に約130人を雇用するBUDは現在、主に中国の深センでアプリ開発を行っているが、新たな資金でグローバル進出を加速させる予定という。

一方、フィリピンを拠点とするWeb3のスタートアップとして注目を集めるのが、「BreederDAO」だ。同社は、アクシー・インフィニティ(Axie Infinity)やSipher、Cyball、Crabadaなどのプレイ・トゥ・アーン(遊んで稼ぐ)型のゲームで使用するNFTキャラクターや、ゲームアイテムの育成に特化した企業で、共同創業者のJeth Lorenz Ang、Renz Carlo Chong、Nicolo Alfonso Odulioの3名が今年のフォーブスの30アンダー30に選出された。

プレイヤーやゲームギルドから収入を得ているBreederDAOは、ローンチからわずか2カ月後の1月に、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)とDelphi Digitalが共同で行ったトークンセールのシリーズAで、1000万ドルを調達していた。