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iOS16でLiDARで3D間取りが簡単に作成できる「RoomPlan」APIが導入

Appleの今年の世界開発者会議(WWDC22)では、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)についてまったくといって良いほど触れられませんでしたが、iOS16ではARKitと関連技術に大きな改善がもたらされています。iOS16で新たに導入される「RoomPlan」APIで、3Dの間取りを簡単に作成することができます。

物件アプリなどで役立つかも?

ARKitで動作するRoomPlanは、iPhoneやiPadのカメラとLiDARスキャナを利用して、部屋の寸法や家具の種類などの主要な特徴を含む部屋の3D間取り図を作成することができる、新しいSwift APIです。

RoomPlanは、壁や収納ユニットなど、部屋の中で認識された各コンポーネントの寸法と、検出された家具の種類を含むUSDまたはUSDZファイルを出力します。個々のコンポーネントの寸法と配置は、Cinema 4D、Shapr3D、AutoCADなど、さまざまなUSDZ互換ツールにエクスポートするとさらなる調整が可能となります。

RoomPlanは、不動産、Eコマース、ホスピタリティの分野のアプリで役立つことが期待されています。直接フロアプランを提供することで、顧客はより多くの情報に基づいた意思決定が行えるようになるとされています。