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Appleが米FCCに申請し注目浴びた謎の通信機器、その姿が明らかに

Appleが米連邦通信委員会(FCC:Federal Communications Commission)の認証を申請したことが話題となった「ネットワークアダプタ」の正体が判明した、と米メディアAppleInsiderが報じています。

Appleが提出した謎の申請が話題に

2022年5月、AppleがFCCに「ネットワークアダプタ」としてイーサネット端子、USB-C端子、Wi-Fi、NFC、Bluetooth、32GBのストレージ、1.5GBのRAMを搭載し、iOSが動作する「A2657」の製品番号を持つ通信機器の認証を申請したことで、AirMac後継機かもしれない、と話題になりました。

台湾の通信当局に提出された「A2657」の写真を、米メディアAppleInsiderが公開しました。

写真には、一辺が4センチ弱ほどの四角形の本体に、イーサネット端子やUSB-C端子のついたダークグレーの機器が写っています(記事トップ画像)。

天面にはAppleロゴと「開発専用」を意味する英語と中国語、二次元バーコードが2つプリントされています。

Apple社内向けのネットワーク管理機器か

AppleInsiderは「A2657」について、一般向けの市販品ではなく小売や開発など社内向けの、ネットワークトラフィックの監視や管理を目的とした機器ではないか、と指摘しています。

Appleは市販前の通信機器をたびたび規制当局に登録していますが、今回のように市販用ではない製品を登録する場合もあります。