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NASAの小型衛星との通信が途絶、「有人月探査」に障害の可能性

NASAは7月5日、先週ニュージーランドから打ち上げた超小型人工衛星「キャップストーン(CAPSTONE)」との通信を失ったと発表した。この衛星は、約50年ぶりの有人月面着陸を目指すNASAが、3270万ドル(約44億円)の費用を投じ、月の軌道の力学やナビゲーション技術の検証を行う目的で打ち上げたものだ。

NASAは5日の声明で、通信が途絶した原因を解明中だと述べたが、衛星には数日分の燃料が搭載されており、軌道修正を行うために十分な時間があるとしている。

AP通信によると、この衛星を開発・運用しているコロラド州のスタートアップAdvanced Spaceは、Deep Space Networkと呼ばれる無線アンテナプラットフォームを通じて衛星と通信を行っていたが、5日に通信を失ったという。

NASAによると、電子レンジほどの大きさの小型衛星キャップストーンは、6月28日にニュージーランドから打ち上げられ、4カ月をかけて月の周りを南北に回る月長楕円極軌道(NRHO)に入る予定だった。

NASAは、1972年の最後のアポロミッション以来で初めての有人月面着陸となるプロジェクトの「アルテミス」を2025年までに実施する計画で、キャップストーンは、その中継基地となる宇宙ステーションの設置に向けたデータ収集のために打ち上げられた。

NASAによると、このミッションは月の軌道を研究するだけでなく、何万人もの雇用を創出して「月における最初の長期的な拠点を確立」し、将来の「火星でのコミュニティの確立」のための知見を得るためにも役立つという。アルテミス計画では、史上初の女性や非白人の宇宙飛行士による月面着陸も予定されている。